エスケーピング・マッドハウスのレビュー・感想・評価
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漠然とした精神病院の不気味さや恐怖の映像化?
19世紀末に虐待が横行する精神病院への潜入取材を行ったネリー・ブライの実話をベースにした映画。
初めて観たときはまさか実話をベースにしてるなんて露とも思わなかった。
正直、「漠然とした精神病院の不気味さや恐怖」の映像化であって、そこにリアリティが感じられなかったのだけど、
実際はどうなんでしょうね?
流石に設定盛りすぎ、演出過剰すぎ…だよね?
ネリー・ブライの仕事への情熱とその向き合い方は当時のアメリカでの男女格差をもってしても
「男顔負けのプロフェッショナル」であったことをもっと強く訴える演出であれば…とも思う。
機会があれば『精神病院での10日間』を読んでみたい。
映画としての面白さはあまりないかも。
100年前に精神病院の実態を暴くべく潜入取材を試みた人がいたという実話をベースにした映画。しかも潜入したのが女性というから驚きである。
日本でも、岡田更生館の実態を暴くべく潜入した記者の話があり似たようなことをしている。
真実というのはこうした勇気ある人々によって暴かれてきたのだという事実を知っておくのは大事かもしれない。
ただ、映画は映画なのでかなり事実とは違う部分がありそう。
記憶喪失というのは完全に映画の脚色かな?
どんでん返しとかも特になく映画としての面白さはあまりなかったです。演技とかはすごくよくなんか面白そうな雰囲気はありますが。。。
脚色されすぎ、、、??
エンドロールで実話ということを知り衝撃を受けましたが、調べてみると、実話ではあるもののかなり色付けされてるみたいで、ちょっともったいないなと思いました。
もちろん一般的に実話を基にした映画が脚色されるのはわかってますが、この映画の場合、脚色されすぎた感があって、実際の話しがそんなものかと思わせてしまうような気がします。
実際の話も十分すごい行動力だなと思ったり、施設での虐待も凄惨だなと思うのですが、この作品を見たあとだとインパクトに欠ける気がするというか、、、。
映画自体はまずまず面白かったです。
これが実話という事に驚く
ネリー・ブライという女性記者が精神病棟へ潜入する話なのだけれど
当時の精神病棟の酷さ、
患者は社会の底辺層だということ、
クローズドな環境などなど
がとてもわかりやすく描かれている
ブラックウェル島から見えるニューヨークの灯りと精神病棟の格差は
男性社会と女性の図のようにも思える
小難しい事は抜きにしてまずは観てもらいたい作品です
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