100日間生きたワニのレビュー・感想・評価
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ヒヨコが成長したら、この世界ではどうなるの? 生活するの?食べられるの?
残された者が先に進む話
原作を全く読んだことがない、SNSやってないんで連載当時の盛り上がりとかその後の炎上とかほとんど知らないのだけれど、絵がかわいかったので鑑賞してみた。
巷では電通案件だとか作られた流行りだとかで炎上してるらしいけれど流行りは作られる物だし、私としては作品自体がよければ文句はない。
劇場にかけられてるポスターをふと見ると監督&原作者のサインが!劇場名も入ってるし、直筆みたい。
全国の劇場にサインポスターが有るとすれば凄い数だと思うし制作側の努力が垣間見れて映画見る前から好感度が少し上がった。
公開前から知名度はあっても世間的に相当マイナスイメージだろうからできることはなんでもやろうと必死なんだろうな。
はてさて作品内容ですが、アニメとしては数十年前のFLASHレベルです。原作が四コマ漫画で絵もユルイし丁度いい雰囲気でしたが、わざわざ劇場公開するクオリティではなかったですね。
声はほとんど有名俳優がやってたのですが安定感があって全く違和感なかったです。
カエル役の山田裕貴はちょっと演技下手だったけれど、むしろそれがキャラクターとマッチしていて凄くよかった。
「ヒノマルソウル」「東京リベンジャーズ」と最近彼の演技を見る機会が多くなってきて、さらに声の演技まで見る(聞く)ことになるとは。
個人的な怒涛の山田裕貴ラッシュのせいで彼のファンにならざるを得ない!今後とも注目してみます。
作品全体としては満足度はあまりないですが、いい話だったと思います。
102点とは言えませんが、102点の2点の部分、少ないけれど2点、大事な特別な2点はこの映画に宿っていたと思います。
それに原作を全く知らない自分としては、あの「話題作」が64分で知った気になれただけで十分です見る価値ありました。
昨今、ファスト映画なるものが問題になっているようですが、映画は知った気になれればいいのかも知れませんね。
あらすじを読む、レビューを読む、解説を聞く、短縮版を見る。
映画、作品に対する姿勢は人それぞれ。
知った気になればいい程度の作品もあるし、知った気でいれば満足する程度の人間もいます。
私も作品全部を理解してるわけではないし、考察なんてほとんどできない。知った気でいる一人です。
ただ私は映画を丸まる1本すらまともに見れない人と映画の話はできないだろうなと思うだけです。
作品を語るならしっかり作品を見ましょう、誰の意見、感想でもなく自分の意見、感想をもちたいものですね。
などと語ってしまいましたが、「100日間生きたワニ」を見てもわたしには謎があります。
なんでワニ君は上半身裸なの?
映画見ただけで知った気になってる薄っぺらい人間は私自身のようですね…
だれか親切な方いらっしゃいましたらワニ君の半裸の理由を教えてください。
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劇中セリフより
「やらずに後悔より、やって後悔したい」
後悔はしたくないけれど、後悔は無駄じゃない。
希望に満ちた映画です。
これはとても面白い映画です。
ワニの生活は友達に囲まれているのが一番ですが、彼は亡くなりました。悲しいことですが、新しい友達であるカエルは人々を前向きにします。
これは希望に満ちた映画です。
全てが投げやり。
投げやりな映画です
既知感から脱せず
半裸鰐
当時この漫画が話題になっていた頃、私は話題になってんだなぁくらいにしか思ってなかったです。本格的に興味を持ったのは炎上後でした。流石に計画されすぎだろと、その後続々と出るメディアミックスは完全に金に目がいってるなと思いましたが、うまくはいかないだろうと思っていました。案の定。
そして忘れていた頃に映画が本当に決まり、公開日がきてしまいました。事前にだいぶハードルを下げてでの鑑賞。夕方に見ましたが、400人以上入る劇場に20人いるかいないかくらいでした。うーん寂しい…
63分という短さでしたが、それでも限界まで伸ばしてるなと思うシーンが多く、予算的な問題もあったのだとは思いますが、止め絵や変な間が何箇所もあり、違和感だらけでした。脚本は上田監督の奥様が書かれているのですが、原作をだいぶ端折っている部分が多く、ワニくんとセンパイが何故惹かれあったのかも分かりませんし、モグラがなんの脈絡も無く登場したりと、雑な部分が多く見受けられました。
後半のワニが死んだ後のオリジナルストーリーもうっすいエピソードが続きました。急に明るいカエルが出てくるのですが、このカエルが変なテンションで物語に乱入してくるので、軽く不快でした。ちゃんとこの明るく振る舞っているのも理由はあるのですが、ネズミや他の面子と同じで友達を亡くしたということなのですが、ネズミたちと帳尻を合わせるために生まれてきた悲しきキャラクターでした。全く感動はできません。その後ワニのいたポジションにすっぽりとカエルがハマったのですが、いやいや本当にいいんか?とは思ってしまいました。ここで終わりかー。んー。
声優陣に関しては全く文句はなく、全体的に上手でした。そこだけが救いです。
YouTubeでのミニアニメみたいなものだったらよかったのに、変にスケールを大きくした結果今作が生まれてしまいました。元の作品も最後の直前まではいい作品であったのに、金に目が眩んだ偉い人たちが勢いで作るべきものではない、しっかりと作る環境を作って欲しいと思いました。結構文句を垂れましたが、超面白くないと言うわけでは無かったので、作るならちゃんと予算をあげてください。
あとちゃんと観てから批評をすることを心がけましょう。匿名だからって何やっていいわけではないので。ではお粗末!
鑑賞日 7/9
鑑賞時間 17:20〜18:35
座席 M-18
うーん…
火に油を注ぐような映画だった。
この映画から原作のリスペクトが感じられません。
特にモグラがワニをバイトに誘ってバイト辞めて転職するわというシーンは原作にもありますが、
映画では誘って辞めるまでの展開が5秒間ぐらいに無理やり詰められていたので流石にドン引きしました。
センパイがワニに惚れる描写も曖昧で
最初あんなに避けてたのになんのタイミングで惚れたの?という感じでした。(原作ではピロピロでしたが)
後半はアッパー系コミュ障のカエルがとにかく邪魔でした。カエル自身は友達を亡くして空元気に振舞ってると見せたかったのか?よく分かりません。人物の感情描写少なすぎて、伝えたいことが伝わってこないです。ただただ周りの空気を読めないコミュ障に見えます。
そんなウザったいあんなの(カエル)でさえワニの代わりになれるならワニもその程度のやつで、他のキャラクターとの関係はとても薄いもので、100日経ち、ワニの死で何が変わったの?こいつら本当に友達や恋人だったのか?という疑問だけが残りました。
丁寧な作りのアニメーション
素朴にいい話だった。
さらに、原作の絵柄を生かして少ない動きで感情を伝達する演出、ともすれば間延びしそうな時間を画面へ引き込む巧みなアニメーション技術に感嘆。
観てよかった。
丁寧な演技の中から行間を読ませるというか、いろいろ察しなさいという作り方で、たとえば今の朝ドラ『おかえりモネ』などが好きな人なら刺さると思います。
止め絵の美麗さや、動きの激しさなどの作画に価値を見出すアニメ好きには合わないかもしれませんが。
好き嫌いや合う合わないはあるかとは思いますが、よいアニメーションでした。
難を言うなら時間の短さか。
2~3週間限定でBlu-ray同時発売などのイベント上映で1,000円~1,200円均一とかならよかったのに、この尺で1,900円では微妙に思う人もいるかもしれない。
荒らし・批判のための批判目的で、ろくに観ないでケチつけてる連中のことは無視して、自分の審美眼にて良し悪しの判断をされるのがよいかと。
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