劇場公開日 2022年9月23日

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「「燃ゆる女の肖像」とは打って変わった、双子のサイコファンタジー」秘密の森の、その向こう 駒井尚文|映画.com編集長さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「燃ゆる女の肖像」とは打って変わった、双子のサイコファンタジー

2022年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

「燃ゆる女の肖像」でカンヌ映画祭の脚本賞を受賞したセリーヌ・シアマ監督の新作。今回も、自ら脚本を書き下ろしたオリジナル作品です。

「燃ゆる女の肖像」とは打って変わって、今作はとてもローバジェット。ワンロケーションで、主要な登場人物もたった5人。しかし、その5人の中に少女の双子が混じっていて、この双子の設定がとても秀逸なんです。一人二役かと思うほど二人は似ていて、しかも他人という設定。そしてキューブリックの「シャイニング」を思い出すまでもなく、双子の少女はちょっと不気味でもあります。

「ダークファンタジー」というか、「サイコファンタジー」という感じの小品。上映時間73分ですが、けっこうな余韻が残ります。見終わって、すぐにもう一度見直したくなりました。いろいろ確認するために。

駒井尚文|映画.com編集長
YUさんのコメント
2022年11月5日

どこにサイコ要素が?

YU