「人の心はやはり複雑」アイム・ユア・マン　恋人はアンドロイド　いけいさんの映画レビュー（感想・評価）

もっとポップな恋の行方をイメージしていたが、思ったよりも人の心をしっかり描いていた印象。
全体を通して、一般大衆的な恋愛観とそれを斜に観る現実味のせめぎあいの中で少々散漫になった感もあったが、所々で映るドイツの歴史的建物と現代建物が調和した街並みがストーリーをほどよく盛り立てていたと思う。
えっドイツ映画なのっ、的な意外性も本作の魅力か。