劇場公開日 2024年5月10日

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鬼平犯科帳 血闘のレビュー・感想・評価

全105件中、81~100件目を表示

3.0悪を知って外道を憎むby長谷川平蔵

2024年5月12日
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鑑賞方法:映画館

私にとって鬼平といえば、中村吉右衛門さんだったので、 松本幸四郎さんがどのような鬼平なのか、興味があって鑑賞しました。 幸四郎さん、若く見えますが50代前半ですから、鬼平の役にもマッチする年齢だと思いますが 吉右衛門さんレベルの凄みに達するまでは、もう一歩的な印象を受けました。 それでも、幸四郎さんならではの迫力と粋なセリフ回しも好感が持てますし、 今後、役とともに馴染んでいくのだろうなと思いました。 さて、本作ですが、女性俳優陣が素晴らしいです。 おまさ役の中村ゆりさん、凛とした佇まいとセリフが実にカッコいい!せつないキャラではありますが、応援したくなります。 奥様役の仙道敦子さん、久しぶりに拝見しましたが、味のある演技で存在感がありました。 おりん役の志田未来さん、おろく役の松本穂香さん、難しい役どころだったと思いますが、見事に演じ切っていました。 男性陣も負けておらず、 鬼平の側近 佐嶋役の本宮泰風さん、落ち着いた佇まいと鑑賞客も安心するような絶対的な信頼感があり、頼もしいなと思いました。 九平役の柄本明さんもさすがの存在感。重要な役どころでさすがだと思える演技。素晴らしいですね。 北村有起哉さんの悪役っぷりも堂に入っていて素晴らしかったです。 アクションシーン(殺陣)も時代劇ならではですが、刀と刀⚔️がぶつかったときに生じる光や血飛沫、 鬼平のキビキビした動きで絶体絶命にも関わらず乗り切ってしまうところなど、 見どころ満載で面白かったす。 ストーリーは、若い頃の鬼平にスポットを当てつつ、現在と行き来する見せ方は、良かったと思いますし、 鬼平への感情移入がより深くできるように感じました。 続編あるよ、的な終わり方は、ちょっとなぁ〜。私は好みではありません。スッキリ終わって欲しかったです。 鑑賞客は、さすがに私の年代(50代前半)よりも上の先輩方が多数を占めていました。 多数といえど、おそらく20名ほどの入場数だったと思います。 今後も幸四郎さんの鬼平に期待しております。

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ひでちゃぴん

4.0時代劇万歳。

2024年5月12日
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最近、めっぽう減った時代劇。やっぱり面白い。悪人と成敗する人、構図がくっきりしすぎていて不安要素なし。それに衣装も街並みも久しぶりで新鮮。悪党の姑息さが際立つ今回の話も面白い。水戸黄門とかもまたみたい。

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peanuts

4.0悪だったからこそ

2024年5月12日
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笑える

楽しい

興奮

池波正太郎生誕100周年を記念し、キャストを一新して制作された豊川悦司の「仕掛人・藤枝梅安」に引き続き、これまた大ベストセラー「鬼平犯科帳」を松本幸四郎主演で再映像化。テレビスペシャル→映画→連続ドラマと、今回もかなり気合いが入っているだけど、ドラマは時代劇チャンネルの独占放送(地上波で放送するけど福岡では見れない??)とのことで、一先ず映画を鑑賞。 それで私、決めました。時代劇チャンネルに入会します。そこそこ時代劇は見てきたけど、中でも池波正太郎の作品は並外れて面白い。今回も、豪華なキャストに見事な完成度だったため、追いかけない方が損。だって、さっき見たってのにまた見たくて仕方ないもの! 時代劇って何がいいかというと...と話し始めると長くなるから手短に。時代劇は日本にしか作れないジャンルということもあって、役者の良さがグッと引き出されるし、日本人の血からなのか、他では味わえないワクワクから感情が大きく動かされてしまう。 今回も梅安先生ことトヨエツ同様に、鬼の平蔵・松本幸四郎の滲み出る優しさ、そして勇ましさに心奪われっぱなしだった。代々平蔵を演じているの、超エモいよね。中村ゆりと柄本明も、賞を贈りたいくらい名演。役者の魂の演技が見れるのが、時代劇最大の魅力なのです! 想像以上の骨太ストーリーにかなり食らい、予告でも流れる名ゼリフ「悪を知って外道に堕ちるか、悪を知って外道を憎むか」が追い討ちをかけるかのように刺さってしまった。過去回想の多さは若干くどかったけど、一振が重い、無駄のないアクションはすごく良かったし、最後まで抜かりなく詰めてくれるのも飽きが来なくて面白すぎた。これを機に、池波正太郎の原作小説も読まないとな。この人はキャラ作りが上手すぎる!!!でも、パンフレット高すぎる!!!もうちょい買うの迷わせてくれ...笑 長谷川平蔵、6月もよろしく!

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サプライズ

4.0北村有起哉の悪っぷり

2024年5月12日
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悲しい

興奮

萌える

火付盗賊改方の長谷川平蔵のもとに、若い頃に世話になった居酒屋の娘・おまさが現れ、密偵になりたいと申し出たが、平蔵は断わった。しかし、おまさは、平蔵が参考人として芋酒屋主人の鷺原の九平を探していることを知り、独断で調査に乗り出し・・・黒幕は誰、という話。 名前は聞いたこと有ったが、初めて観た鬼平犯科帳。時代劇を大きなスクリーンで観るのは良い。 大岡越前や暴れん坊将軍に似た感覚で、悪をやっつけるのはスッキリする。 平蔵役の松本幸四郎だが、さすが歌舞伎役者で、セリフ、仕草、殺陣まで安心して観れる。良かった。 志田未来も小さい時から観てるが、色っぽい悪女が似合ってきた。 北村有起哉と柄本明はさすが。特に北村有起哉の悪っぷりが素晴らしい。 おまさ役の中村ゆりは美しかった。若い時のおまさ役の中島瑠菜は可愛かった。 このシリーズ、続きがありそうで楽しみ。

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りあの

5.0良かった

2024年5月11日
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泣ける

楽しい

吉右衛門が好きだけど、幸四郎も良かった。 そしてこえが凄く似てる。セリフが同じだからどう言うかなぁと思いながらみていた。連続ドラマでやって欲しい

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こばっち

4.0スクリーンで観て正解!

2024年5月11日
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興奮

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中村吉右衛門の鬼平犯科帳が大好きで、あの世界観がどうなるかしら…と思っていましたが。 この映画もいい! 松本幸四郎のちょっとした表情や口調が吉右衛門さんのようにみえたりして、これから長く鬼平を続けていったら、もっと色香のある鬼平になりそう。 息子の市川染五郎も華奢な体型はともかく、若さがあって平蔵の基礎というかそこをみせてくれたように思います。 おまさを演じた、中村ゆりもいい。ほどよい色気があって、鬼平に恋する気持ちもキュンとなる幹事も。 テレビシリーズの彦十の三代目江戸家猫八が亡くなった時に、個人的に火野正平がぴったりな役と勝手に思っていて、今回実現して良かった。もっと活躍して欲しい。 忠吾役の浅利陽介、九平の柄本明もぴったり。北村有起哉と矢柴俊博といったバイプレーヤーが悪を演じているのも見ごたえあり。 大勢での殺陣シーンも迫力あって、これはスクリーンて観て正解でした。 音楽は悪くなかったけれど、ジプシー・キングスが良かったな。

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meromero

4.0因縁とか、人情とか、忘れていた感情を思い出した

2024年5月11日
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興奮

時代劇を劇場で見たのは初めてでした。 率直な感想は予想以上に面白く、感情が揺さぶられました。 殺陣も上手くて(上手いという表現でいいのか分かりませんが)、臨場感がありました。 時代劇にしかない日本的な感覚があるような気がして、何か大事なものをしばらく忘れていた気がします。 最後の戦いで、盗賊が料亭ごと乗っ取って鬼平を招待するんですが、今から殺し合うというのに、「おめえとは一度ゆっくり飲んでみたかったんだ。」という台詞。 なんとも粋ですよね。 日本の時代劇の粋な感じとか、西部劇のハードボイルドなカッコ良さとか、たまには見て思い出さないといけないなぁと思いました。胸が熱くなった。

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ジュンヤ

3.5「悪を知る」意味が、今一つ伝わってこない

2024年5月11日
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極悪非道な強盗団と鬼平との戦いに、強盗団に潜入した密偵の活躍や、強盗団の首領と鬼平の過去の因縁などが絡んでくる展開は面白く、引き込まれる。 数多くの登場人物の中でも、女性陣のキャラクターが、皆、魅力的で、特に、鬼平に思いを寄せるおまさの自己犠牲的な行動には、思わず胸が熱くなった。 芋酒屋の主人に対する人情味に溢れた裁定も鬼平ならではで、思わずホロリとさせられる。 その一方で、敵である甚五郎の人物造形については、今一つ物足りなさが残った。 彼が、鬼平に個人的な恨みを抱いているのは理解できるし、相当な頭脳犯であることも分かるのだが、だったら、もっと、鬼平の名誉を毀損したり、信用を失墜させるような策略を仕掛けてもよさそうなものなのに、ただ命を付け狙うだけでは、あまりにも芸がないように思えてしまう。 火付盗賊改に取り囲まれても、ろくに戦いもせず逃げ回るばかりで、しかも、何度も上手く逃げおおせるところには、フラストレーションがたまってしまった。 ラストの対決にしても、一騎討ちの醍醐味を堪能する間もなく、鬼平に一太刀で斬られてしまうという呆気なさで、もう少し剣の腕の立つ「強敵」にできなかったものかと、残念に思えてならなかった。 若い時に悪さをしていた平蔵が、なせ町奉行になったのかという、作品のテーマにも繋がる問いについても、平蔵が言うように「悪を知ったからだ」というよりも、単純に「父親が町奉行だったから」だと思えてしまうのは、残念としか言いようがない。 劇中では、他にも、やくざの元締めの息子は強盗団の首領になり、盗っ人の娘は盗賊の「引き込み女」になっており、結局、生まれた環境で人生が決まってしまっているのである。 鬼平の場合、現代であれば、不良少年が更生して警察官になるようなものなのだろうが、そこのところの経緯は、もっとしっかりと描いて欲しかったと思う。 ところで、鬼平を演じた松本幸四郎や市川染五郎だけでなく、脇を固める中村ゆりや柄本明らも好演していると思うのだが、柄本時生はどうして出演していたのだろうか? 単に親子共演をさせたかったからなのか、あるいは今後のシリーズで重要な役割を演じるからなのだろうか? いずれにしても、彼だったら、何かやらかすに違いないという期待は空振りに終わり、そこのところも残念だった。

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tomato

3.5殺陣が新しい

2024年5月11日
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夜間の殺陣で刀と刀がぶつかりあったときに刀が月の光を反射させて光るんですよ、これは新しいなと、おそらくVFXじゃないかと思うのですが・・・

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ちゆう

3.0鬼平のサイドストーリーだね。

2024年5月11日
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昔のドラマ大好きだったので、ストーリーを想像しながら着席。 あれ?何だか鬼平っぽくないぞ。 自分が想像してたストーリーは、大物の盗賊団が江戸にやってきて、犯罪を犯そうとするのを仲間と力を合わせて阻止するサスペンス。 ところが、出てくる奴ら、全然大物ぽくなかった。だって、鬼平の若い頃と繋がりがあるんだもん。それに鬼平自体の行動も、あまり知的じゃ無くて、本業とは違う事件にしか感じられなかった。特に違和感があったのは、おまさ。泥棒の娘として仕事を受け継いでいるのに、鬼平の味方として犬になる?ずっと本心が分からなくてモヤモヤしちゃった。 自分の想像と違いすぎた為、イマイチ感強かったけど、面白いか面白くないかといえば、結構面白い時代劇。チャンバラが暴れん坊将軍みたいだった。スペシャルドラマとしてテレビで観たらもっと楽しめたかな。

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涼介

3.0藤枝梅安パート3でよかったんじゃないの

2024年5月11日
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 藤枝梅安から随分とグレードダウン。鬼平を演じる松本幸四郎の表情が作りすぎで、強張って見える。肝心の殺陣もスピード感がなく、殺気も感じられない。  コメディパートも段取り芝居で、苦笑い。  さすがなのは、柄本明。この人がいると芝居になる。  これだったら、藤枝梅安3でよかったんじゃないの。

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bion

4.0

2024年5月11日
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70本目。 専門チャンネルで観てたから、いやでも比較してしまう。 叔父の後を引き継ぐのは、そうなると知ってだと思うし、相当の覚悟はあったんじゃないかと。 やっぱ時代劇って言う鉄板感はあるし、平均年齢高めの観客にそれが分かりやすくていいと思う。 でもちょっと型に嵌まり過ぎな感じは否めないかな。 でも、おまさに肩入れしてしまい、最終的には観いってるんだけど、甚五郎がイキってる割に、ビビりで逃げ足早いのは、設定としてはとうなのなかとは思ってしまう。 藤枝梅安がアート志向強めだったから、それを踏襲するかと思ったけど、普通だったのが残念かな。

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ひで

4.0悪を知って外道に落ちるか、悪を知って外道を憎むか!

2024年5月11日
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興奮

萌える

劇中のこの台詞に尽きる物語でした。 割と時代劇好きなのですが初の鬼平犯科帳。 先入観ないので楽しめました。 因果応報、互いに怨みの連鎖を 繰り返す物語。 網切りの甚五郎の外道っぷり。 ゆきやさん素敵です。 でも甚五郎どれだけ大盗賊団なの? 踏み込まれる度に拡大されて行くのが不思議で仕方ない。 まぁ突っ込んだらおしまいですが(;´д`) 若い頃の本所の鉄 が惚れ惚れする男っぷりです。 染五郎良いですね。 火野正平との絡みも良いですね 後、基本的にキャストに文句は無いのですが、浅井陽介が、相棒の青木にしか見えない(笑) おまさは色っぽいですが、 おりんとおろくがおいちゃんには、見分けが着かない(゜∀。)

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樹

5.0時代劇と侮るなかれ

2024年5月11日
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単純

時代劇専門チャンネルでの第一弾に続き、第二弾は劇場版 第一弾もかなり良くできていたので、期待をして見に来ましたが期待通りの出来栄えでした 中でもおまさを演じられた中村ゆりさん、おりんを演じられた志田未来さん、おろくを演じられた松本穂香さんの演技は仕草や表情も含めて凄く良かったと感じました 丁寧に作られている良作なので、時代劇というジャンルで区別せずに見てもらいたいです

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おーちゃん

4.5ベストオブ網切甚五郎

2024年5月11日
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鬼平で重要なのはヴィランである盗賊の佇まいだと思いますが、北村有起哉さんの網切の甚五郎はクズで外道でベスト網切じゃないでしょうか。 もちろん、幸四郎さんもとっても良かったですし(何度かトリハダ立った)、おまさの中村ゆりさんの眼差しもグッときました。 煙管は先代鬼平と同じものじゃないかなぁ

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チリちこり

5.0新しい門出の気がする

2024年5月11日
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中村吉右衛門が大好きで、放映は必ず録画して見てたし、若い頃の時代劇もほとんど見た♡優しくて気配りがあり、鋭い感と観察力(役柄の鬼平だが笑)彼のイメージが強い鬼平をどうやって演じるのか、楽しみで観てみた。 素晴らしかった、感動した。 梶芽衣子のおまさも良いが、 中村ゆりのおまさも良かった。 志田未来は、夜鷹なのに品がある。 音楽がスゴくよかった。 シーン毎の音楽がマッチして、 胸を踊らせ、ときめかせ、悲しませて 音楽を聞くために、も1度見たいくらい良かった。音楽はとても重要。

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おすみ

4.0鬼平再び

2024年5月11日
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池波正太郎の原作はもちろん、吉右衛門のドラマシリーズのファンとして、楽しみにして観に行った。 鉄三郎と名乗っていた若き日の平蔵や、おまさが密偵に取り立てられる経緯など主要人物の人となりを説明するようなストーリーに仕上がっていた。 実力充分な志田未来や松本穂香は若手ながらもしっかりと存在感を示していたし、梶芽衣子以外には到底あの役をできまいと思っていたおまさを中村ゆりが好演した。 テレビシリーズでも描かれていた平蔵が単身でおまさを助けに行くエピソードは切なかった。 またしても柄本明の怪演ぶりは群を抜いていたし、同心たちのキャスティングも納得。 しかも、ラストで第二弾もあることを示唆。 幸四郎に吉右衛門の面影を見て、テレビシリーズを懐かしめたので、おまけで星4つ。

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tohko

4.0おまさ

2024年5月11日
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大活躍! 中村ゆりさん、最高です。

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完

5.0日本の方もちろん、外国人の方にもおすすめ

2024年5月11日
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怖い

単純

知的

今年180本目(合計1,272本目/今月(2024年5月度)14本目)。 (前の作品 「不死身ラヴァーズ」→この作品「鬼平犯科帳」→次の作品「恋するプリテンダー」)  映画の過去作(いくつかある)やテレビシリーズほかは、netflixなどでみたくらいです。  さすがに「時代劇専門チャンネル」による作りとのこと、とても納得ですね。普通であれば程度の差はあっても怪しいところにいってチャンバラ~みたいなストーリーなのですが、この映画はそうしたところはあるものの、人情等がうまく描かれていて、また当時の日本の文化(なお調べたら正しいも模様)等、結構色々と出てくるし、その「正しさ」についてはやはりかなりの「こだわり」もあると思います。  個人的に見た場合、ある場所が違うなら次はそこ、そうでもないなら、あの人を疑って…と考えると話が進むタイプのお話ですが、視聴者の大半がなぜか高齢者の方ばかりで、根強いファン向けと思われるシーンも多いです。変な方向に行くようなこともなくおすすめといったところです。  なお、ごくごく初歩の古典文法や古典知識もこの映画にでてきますので(「ゆめゆめ」は「絶対に~してはいけない」の意味)日本に合法に在住されている外国人の方の「古典入門」といった位置でもおすすめです。

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yukispica

3.5「新おまさ」

2024年5月10日
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松竹にとって重要なコンテンツと言って過言ではなかろう『鬼平犯科帳』。これはやはり松竹の劇場が好かろうと丸の内ピカデリーへ。初日でしたが、午前の回はガラガラです。。 日本映画放送による「池波正太郎生誕100年企画」としてリブートされたシリーズ第1弾『仕掛人・藤枝梅安』が思いのほか良かったため、本作も楽しみに待っておりました。 ただ、「梅安」は劇場版として2部作という構成でしたが、「鬼平」は時代劇専門チャンネルとの連動で、まずはドラマスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』、次に本作の劇場版『鬼平犯科帳 血闘』があり、続いて連続シリーズ『鬼平犯科帳 でくの十蔵』『鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛』が配信予定となっています。さすがに私、時代劇専門チャンネルまでは手が出ませんで、、「本所・桜屋敷」は一旦諦めて本作「血闘」にて幸四郎(十代目)さんの長谷川平蔵に初めて会ってまいりました。 始まってしばらくはどうしても比較から入ってしまい、さらには減点方式で観てしまいますが、観終わればそんなことは何もなかったように「良いリブート」だとすっかりファンになり、ついつい時代劇専門チャンネルの視聴方法を確認してしまったり。。 実際、まだコンビネーションは少々ぎこちなさを感じます。特に日常シーンの通常の会話の掛け合いは難しいですね。この辺は回を重ねることでキャラも固まり違和感を感じなくなるはずです。(そう思うとまたドラマが気になる。。) 新キャストに対する印象ですが、平蔵役の幸四郎さんは特にしゃべり方は叔父である吉右衛門(二代目)さんの平蔵のイメージをスムーズに引き継いでいるように感じます。火付盗賊改方加役としての貫禄も十分ですが、殺陣についてはまだ吉右衛門さんほどの凄みは感じないかな。今後に期待です。 そしておまさ役中村ゆりさんですが、、参りました。銕三郎(平蔵)への想いと覚悟の潜入。もう、私、ここから落涙が止まりませんでした。それこそ、最初は梶芽衣子さんと比較して観ていたことは否定しません。梶さんに比べると線が細く、声も高いため少々貫禄が足りなく思いながら観ていましたが、逆にその特徴が今作のおまさにピッタリでもうこの人以外に考えられません。見過ごせないのは松竹の新人、中島瑠菜さんの少女時代のおまさがあってこそのこの仕上がりとも言える「新おまさ」、最高だと思います。 そしてもう一人、志田未来さんがお上手。時代劇独特の台詞回しを絶妙な感情の入れ方で演じている様は、何なら他のどなたよりも一番堂に入っていたように感じます。「引込み役」、「遊女」、「盗賊一味の一人」とおりんという役の中で使い分けるキャラクターが全て成立しています。今後も是非時代劇での彼女を観てみたいと思いました。 ああ、時代劇専門チャンネル。。しばらくは引っかかり続けると思います。兎も角、池波正太郎生誕100年企画は流石の力の入れようで、素晴らしいリブートであると確信しました。堪能。

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TWDera