「何か凄かった」ひらいて ツネミさんの映画レビュー(感想・評価)
何か凄かった
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•主人公の木村が強引に好きになってもらおうとして、全く好かれないのが凄かった。会話のきっかけのためにゴミ箱放ったり、問題の解き方や名前の由来とか聞いてるシーンがああ、こういう接し方の人いるかもなぁーって思った。好意を持っているけど、どうして良いのかわからないからそうせざるを得ない行動が暴力的で主人公の横暴さがよく伝わってきて良かった。常にたとえ君のけんもほろろな感じなのにへたらずいくのが好きになるってこういう事だなぁと思った。告白後は狂ったように意気消沈してしまっていたのも良かった。自分だったら耐えがたい状況だけど。
•告白して嘘っぽいみたいな返事をした、たとえ君に驚いた。主人公の感じだと上辺で人と接してる感じだからなのだろうけど、本音に対して嘘でしょ?って返しはあんたの言う事は何も信じてないと言われてるのと同じできついなぁと思った。言われたら耐え難い…。
・たとえ君の家の汚さが暮らしの凄惨さが生々しかった。
・ラストに手紙をもらって美雪にまたしよう(だったか)っていうセリフは何で出てきたのかぁと思ったけど、木村はそういう苦しい状況だったんだろうなと思った。理解できなかったけど、興味深くて印象深い。
・美雪がジャンプを愛読してるのが何か面白かった。
・3月生まれは変わった人、本当に多いのかなぁと思った。
・好きな人に自分なりに好かれようとして絶対に好かれない感じが切なかった。
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