マイ・ロボットのレビュー・感想・評価
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しょぼいけど・・
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ヨーロッパ6ヶ国共同制作、クロアチアの子供向けSFアドベンチャー映画というのも珍しいですね。
カシオペア人は進化の果てに霊魂だけのエネルギー体になったそうだ。手足となる卵型ロボットの操縦で宇宙旅行中に地球に墜落、民家を壊して父親と娘が犠牲になってしまうがカシオペア人が不憫に思って肉体に乗り移って蘇生させる。物語はそれから30年後、3人の孫を持つおじいちゃんになったカシオペア人、連れ戻しに来たロボットたちに誘拐されてしまう。助けに向かったのは孫娘のウーナとおじいちゃんの地下室にいた操縦士ロボット、トードとでした。
マイ・ロボットとはこのトードのこと、言語能力は高いがほかにこれといった超能力は無く、さながら玩具程度なのはちょっとがっかり。せめてウォーリー位の愛嬌が欲しいが予算の都合もあったのでしょう、プロットの味わいはスピルバーグのE.T.風ですかね。子供向けなので学校でのいじめや家族愛をモチーフにして教育映画風でもあります。
しょぼいといえばそれまでですが映画の多様性という意味ではクロアチアの映画人の意気込みのようなものは伝わりました。
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