「あの頃を回想できる映画」14歳の栞 opp系男子さんの映画レビュー(感想・評価)
あの頃を回想できる映画
場所や空間、モノやコトそしてヒトに懐かしさを感じた。
嗚呼あったなぁ、
あんなイベント、あんな先生、あんな黒板とかとか。
映画は35人のクラスのひとりひとりにフォーカスしていくといったもの。
矛盾したグチャグチャな感情を抱えたとしごろで、
切り取られている言葉も、感情も一部であり、
半分ホントくらいなんだろうと勝手に解釈しながら観ていた。
自分も"キャラ"というものに悩んだ時期もあったなとか回想したり。
中盤ふと思ったが、
自分より10コ近くも離れた今の子たちは
SNSが当たり前となった時代において、コミュニティが自分の時代よりも増えているからあんな割り切れる子が多いのか。
どうなんだろう。
などなどいろんなことを考えながら観れる、そんな余裕のある映画だった。
ただ、欲を言えば
迷いだけでなく、その中の影を垣間見たかった。
配慮>ドキュメンタリーをあまりに感じてしまった。
コメントする