「ワクチンと治療薬」デイ・アフター・トゥモロー2021 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ワクチンと治療薬
北極とアメリカと中南米。一瞬にして凍り付く氷点下50℃の大寒波が地球規模で襲い掛かり、折しもウイルスが蔓延しているというダブルパンチの危機的状況。ワクチンが効果を発しない中、治療薬を開発した科学者ジルたちは北極基地にいる父の指示に従い、エクアドルに向かう。
ジルを中心とした家族のサバイバルはいいんだけど、墜落した旅客機から家族だけを救うとかのあり得ない展開。時折凄いと感じるVFXもあるにはあるが、ほとんどがTVドラマサイズのこじんまりとした描写が続く。
コロナ禍で作られたんだろうから努力は買うけど、ちょっと欲張りすぎな内容に辟易。それにしても邦題で『デイ・アフター・トゥモロー』を冠するのはエメリッヒにも失礼だろうし、“氷の黙示録”くらいにしとけばいいのに・・・
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