「原作比較」CUBE 一度入ったら、最後 からあげさんの映画レビュー(感想・評価)
原作比較
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グロ描写の薄さや人が死ぬ時のよく分からない
感動演出など気になることはあったけれど全体的におもしろかった。
R指定がない中でどれくらいグロ描写をやってくれるのか楽しみだったが冒頭から胸に四角い鉄が突き刺さり貫通、穴がぽっかり空き肉がおちる描写がありこれ子供に見せて良いものかとおもった。
全くグロ描写には期待してなかったのでとても良かった。ここまでやるか!と少し笑った。
原作も基本的にツッコミどころ満載なのでそういう意味では原作に忠実だったと思う。
配役的にも菅田将暉も脱出するのかなあと思ってたらしっかりCUBEの中に取り残されてたので安心。せっかくならトラップで死んだ描写がほしかった。
素数が重要な要素となっており原作で生き残ったのは素数に詳しい障害者のみ。原作エンドは外の世界にでても一人では生きていけない人がCUBEから一人で脱出する、というふうになっている。
本作も虐待されてる少年のみが生き残り、脱出しても何も変わらないかもと思いつつも歩いていくのが良かったと思う。
原作ではあった出口との架け橋になるような部屋は1番最初の部屋で動かなければ何の問題もなく脱出できたというようなシーンがあればより絶望感が増して良かったと思う。
R指定はないけど子供は見ない方が良い。
2000年過ぎたあたりからSAWシリーズで人気ジャンルとなったいわゆるスリラー映画が大量に生産された。
初めてCUBEを見る人はなんかどこかでみたことある映画だなあと思うはず。そこはご注意を。
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