「これはリメイクではない。続編だ。」CUBE 一度入ったら、最後 彬さんの映画レビュー(感想・評価)
これはリメイクではない。続編だ。
元祖CUBEのファンで、本作もとても楽しみにしていました!
完全なリメイクではなく、キャラクター設定、ストーリーともに続編だな、と感じました。例えていうなら「CUBE日本支部」の物語、という感じです。
四角い部屋。わけもわからず集められた人々。仕掛けられたデストラップ。
という環境をそのままに、日本でこれが行われたら…という視点で見るとなかなか楽しめました。
ゲーム性、ストーリーの驚き、キャラクターの関係性の意外性などの面から見るとやはり本家CUBEを観てほしいな、と思いますが、本作もストレートなメッセージ性、よくも悪くも日本という国の個性、ストーリーのオチの驚きなどすごく健闘していたと思います。
本家CUBE→本作→興味があれば2も…
と観るのがオススメかな?
いや、先に本作を観てからでも楽しめるかも…いや…悩ましい!(笑)
令和らしく映像の美しさは本作が勝っているので、本家は昔の映画だしなぁととっつきにくさを感じている方や、グロが苦手な方は比較的本作の方がマイルドなのでこちらの方がいいかもしれません(あえて作り物めいた画にしているのかな?と思ったり)。
演者は総じてこの非日常の世界を懸命に演じており好演していました。
とあるキャラクターにずっと違和感があったのですがなるほど、という答えが示され面白かったです。
コメントする