劇場公開日 2021年4月9日

ドリームランド : 特集

2021年4月5日更新

美しき指名手配犯×無垢な17歳の少年の許されない恋
マーゴット・ロビーが映画化に奔走した“特別な作品”

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ハリウッドの第一線で活躍し、2度のアカデミー賞ノミネートを果たすなど、今最も目が離せない女優マーゴット・ロビー。多くの出演作をヒットに導いてきた彼女が、心の底から惹かれ、映画化実現に向けて奔走した“特別な作品”がある。それは、彼女が美しき指名手配犯を演じ、自らプロデュースを担った注目作「ドリームランド」(4月9日公開)だ。

指名手配犯の虜となるのは、注目のイギリス若手俳優フィン・コール扮する無垢な17歳の少年。出会うはずのなかったふたりが、なぜ許されない恋に身を焦がし、“夢見る場所”を目指したのか――。

この切なくスリリングな逃避行は見る者の心をとらえ、どこまでも続く甘美な余韻をもたらす。ロビーのみならず、誰もが特別な作品として胸にしまっておきたくなるような眩しさ、はかないからこその美しさを備えているのだ。


【予告編】ここではないどこかに、“夢見る場所”があると信じたふたり――

M・ロビーが、少年の心を奪う“美しき指名手配犯”に
主演&プロデュース作で見せた、作り手としての“覚悟”

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物語の舞台は1930年代半ば、米テキサスの荒れ果てた田舎町。鬱屈とした日々を送る17歳のユージン・エバンズ(コール)は、ある夜、納屋で大ケガを負った女性と出くわす。驚くべきことに彼女は、地元の銀行を襲撃し、1万ドルの賞金を懸けられている強盗犯アリソン・ウェルズ(ロビー)だった。

危険な人物だと知りながらもアリソンに惹かれていくユージンは、リスクを承知で彼女を匿うことを決心し、ふたりは徐々に気持ちを通わせていく。そして砂嵐が過ぎ去った明け方、町を離れ、海外への逃亡を画策する。危うい逃避行の先に待ち受けるものとは――?


M・ロビーの魅力全開! 華やかな美貌に自由な魂を宿す、危険な香り漂うヒロイン

ロビーはこれまで、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」の勝ち気なフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディング、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で、“ハリウッドの光”を象徴するかのように輝く女優シャロン・テート、「スーサイド・スクワッド」のキュートな悪役ハーレイ・クインなど、数々の魅力的なキャラクターたちを作り上げてきた。

そして新たに、ロビーの魅力が遺憾なく発揮されたヒロインが誕生! 彼女が演じる指名手配犯アリソンは、自由奔放で、次々と銀行を襲う“無法者”。まさにハーレイ・クインのように華麗な手口を見せる強盗シーンも要チェックだ。彼女はパーフェクトな美貌と巧みな話術を駆使して、ユージンの心を瞬く間に奪っていく。

一方で、アリソンは不幸な生い立ちであるという影を抱え、ユージンには明かしていない秘密もある様子……。華やかなオーラに包まれながらも、危険な眼差しのなかに、暗い過去と秘密がのぞく。まさに観客の「こんなマーゴット・ロビーが見たかった!」という声にこたえる、一筋縄ではいかないキャラクターに仕上がっているのだ。

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確かな審美眼で自ら発掘! 映画化に情熱を傾けた「悲劇的で複雑だが、美しい」物語

映画ファンとして見逃せないのは、ロビーが主演とプロデュースを兼ね、並々ならぬ覚悟を見せた作品であること。女優としてだけではなく、クリエイターとしての飛躍をも見据える彼女は、ブラックリスト(映画化されていない優秀な脚本をランキングしたリスト)を常にチェックし、ニコラス・ズワルトの脚本と運命的な出合いを果たす。

「(アリソンとユージンのキャラクター造形や関係が)悲劇的で複雑だけど、美しいと感じた」と、物語の力に強く惹かれたロビー。「As You Are」がサンダンス映画祭で注目された新鋭マイルズ・ジョリス=ペイラフィット監督に自らオファーを出すなど、映画化に情熱を傾けた。

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本作は、ロビーが設立した製作会社「ラッキーチャップ・エンタテインメント」の第3作にあたる。同社はこれまで、第90回アカデミー賞の3部門にノミネートされた「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「アニー・イン・ザ・ターミナル」などの良作を生み出してきた。

またロビー自身も、オスカー関連作品や話題作への出演が絶えず、良質な物語を見極める審美眼は折り紙つき。そんな彼女が発掘し、一から作り上げた思い入れの強い作品……“良作”を予感させる要素ばかりだ。


出会ってはいけなかったふたりの危うい恋の終着点は…
「ここではないどこか」を渇望する、はかなくも鮮烈な疾走

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美しき指名手配犯と、無垢な17歳の少年。出会ってはいけなかったふたりが、まだ見ぬ新天地を求めて手を取り合い、逃避行を繰り広げるさまが、はかなくも鮮烈に描かれる。ここではアリソンとユージンの、繊細に揺らぐ感情を追いかけていく。


なぜこんなにも惹かれてしまうのか―恋心×思惑×疑心が加速

恋に落ち、結ばれるふたり。しかし、アリソンとユージンの場合、事態はそうシンプルではない。燃え上がる恋心に、それぞれの思惑や疑心が複雑に絡み合い、結末に向かって加速していく――。なぜ彼女らは惹かれるのか、その心情はこうだ。


【アリソン】

銀行強盗に失敗し追われる身となり、血だらけの左脚をかばいながら、必死の思いである納屋に辿り着く。そこで出会った初々しい少年ユージンを利用し、逃亡の手助けをしてもらおうと考える。しかし、自身が既に失ったイノセンスを宿し、全てをなげうって運命をともにしようとする彼に、いつしか愛おしさを感じるように――。同時に、ユージンに対して様々な秘密を抱えていることに罪悪感を抱く。

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【ユージン】

アリソンの圧倒的な美貌と、何にも縛られない自由奔放な姿に、抗いがたく惹かれていく。しかし、心を許しかけたとき、アリソンには銀行強盗のパートナーである恋人がいたことを知る。恋心と嫉妬心、「もしかしたら裏切られるかもしれない」という疑心が渦巻くなかで、途方もなく初恋に溺れていく。

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惹かれ合う男女の出口のない逃避行は、映画史に残る名作のなかで、繰り返し描かれてきた。大恐慌時代のアメリカに実在した強盗カップル、ボニーとクライドの破滅的な青春を描き、アメリカン・ニューシネマの原点となった「俺たちに明日はない」。5年の刑期を終え出所した男と、誘拐された少女の旅路を描いた「バッファロー'66」。これらの作品群に連なるアリソンとユージンの物語が迎える結末を、目撃してほしい。


禁断の恋に溺れ、「夢見る場所」を求めもがく…甘美で刹那的な共犯関係

アリソンとユージンを分かちがたく結びつけ、甘美な共犯関係を築かせた最大の理由は、 “夢見る場所”への狂おしいほどの思慕である。

「ドリームランド」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。誰もが、思うようにいかない現実から目を背け、「ここではないどこか」に行きたいという感情を、胸のなかで燻ぶらせたことがあるのではないだろうか。

アリソンは恋人の死、事件に巻きこまれた少女の死、また過去の罪から解放されたいと、捜査の包囲網をかわしながら、ドリームランドを追い求める。

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一方のユージンはもともと、ヒーローや無法者を描いた雑誌を読み耽り、冒険に憧れていた。しかし現実にあるものは、世界恐慌がもたらした大不況と干ばつの影響を受けた貧しい家庭と、折り合いが悪い継父に監視される閉塞感に満ちた生活だけ。ユージンも、かつて家を出た実父がいると思われる“楽園のような場所”メキシコへの憧憬を膨らませている。

劇中ではドリームランドへとひた走るふたりが抱く幻想や心象風景が、しばしば詩的に挿入される。ふたりは、どんな夢の場所を思い描いていたのか――美しいイメージショットにも注目してほしい。

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「マーゴット・ロビー出演作でベスト!」海外メディアも絶賛

ハリウッドを代表するスター、マーゴット・ロビー肝入りの作品とあって、海外メディアからの注目度も高い。寄せられた絶賛評の数々が、本作の完成度の高さを物語っている。

「マーゴット出演作の中にあって、本作はベストの輝きを放っている」(米バラエティ)

「この物語は、切なく苦しく、一遍で語られる以上のものが込められている」(米IndieWire)

「スリリングで魅力的!」(米Fox TV Houston)

「美しい映像と楽曲、注意深いテンポ感、心を揺さぶるクロスカッティング、そしてマーゴット・ロビーの素晴らしいパフォーマンス。2020年のベスト映画の中の1本」(米KTNV)

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