「リミットなしで襲ってくる暴力装置」アオラレ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
リミットなしで襲ってくる暴力装置
パンパンの体に仕上がってるラッセル・クロウからあふれ出る憎悪の念がとんでもないことになってる。やばいよね。
トム・クーパーみたいな人を刺激しちゃいけないんだけど、レイチェルは、旦那との離婚調停がうまくいっていないイライラもあって、思わず長めのクラクションを鳴らしてしまう。レイチェルのホーンの鳴らし方は、トムの言うとおりマナー違反。
そうは言っても、トム・クーパーがroad rageモードは、最初から犯罪レベルでマジで恐い。『ヒッチャー』のルトガー・ハウワーは、得体の知れぬ怖さだったけれども、『Unhinged』は、社会に対して憎悪している男が、リミットなし暴力装置と化して襲ってくる恐怖がある。レイチェルを不幸のどん底に陥れる動機がたっぷりとあって、既に重犯罪を犯しているから警察なんか意にも介さない。
アンガーコントロールって大切だよね。免許試験場のビデオなんか比べ物にならないくらいためになった。
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kossyさんのコメント
2021年6月2日
すいません。
bionさんのところに返信すべきをサプライズさんのところに書いてしまいました。
アンガーコントロール!
多分、車に乗ったときだけです(笑)
青信号で発進しない車に対しては、自分なりの2秒ルールなんかを決めておけばいいかと思いますよ。しかも「プッ」とあいさつ程度の短いやつで・・・
という文でした。ごめんなさい。