「腹も立ったけど、観て良かった」僕が君の耳になる Misiaさんの映画レビュー(感想・評価)
腹も立ったけど、観て良かった
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純平が耳栓して大学に向かうとき、自転車にひかれそうになったシーン、歩行者がたくさんいる時間に歩行者道を通った自転車が悪いのに自転車の女の態度が酷かった。
美咲を庇って車にぶつかった純平にろう者の美咲は車を運転していた男に電話してと身振りで伝えますが、相手は「俺は悪くない」と言うのも腹が立った。
手話が珍しくて、ジロジロ見てくる人たちの演出も上手く映画にでていた。
私も、普通に街を歩いていたら、手話で話す人を見たら、つい見てしまうから気持ちが分かる。
美咲が「純平」と呼ぶシーン、美咲は声をからかわれて、声を出すのを辞めたと話してしたけど、演じた梶本さんは聞こえる人にも分かるように「純平」と呼んでいたから、発声訓練を頑張ったんだというのを感じた。
映画の中で無音になるシーンがあり、映画の中で音のある、ない「2つの世界」がでてきた映画でした。
ヒロインが本当のろう者なのも良かった。
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