「せつない。 主人公と同じように誠実な作品。」マイ・ダディ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
せつない。 主人公と同じように誠実な作品。
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主人公が牧師という設定が上手く活きている。
辛くとも嘘はつかず、誠実に真実を話す、向き合う。
愛、愛している、という言葉がすんなりと受け入れられるし、胸に刺さる。
エンディングの主題歌までストレートで、とても誠実な作品だと思います。
亡き妻が自分の似顔絵を描いたイースターエッグを思わず握って壊してしまうのも、次の瞬間取り返しのつかないことをしたと泣きながら拾い集めるのも、その気持ちがすごくよく分かる。ここがラストに効いてくる。
とてもしあわせなラスト。
ちくわカレーも、教会で娘の隣に立つ奈緒さんの笑顔にも、泣かされたけど、お見舞いに来てた駿介くんが泣いたところが一番泣けた。
ノブコブの徳井が出てるのは予告編で何度も観てたけど、小栗旬が出てるの知らなかった。予告編に出てました? ある意味二人とも意外なキャスティングだけど良かったです。
もちろん主演の三人も。
娘を持つ父親として「空白」に続いて今回も泣きました。観て良かった。
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