「遂に完結」劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち むらむらマックスむらいさんの映画レビュー(感想・評価)
遂に完結
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公開日ということで早速午後の部で鑑賞。
「七つの大罪」本編終了後から半年後の話という今作、作品の完結編としてまとまり方も良く、スッキリした物だったと思う。
原作にて名前のみの登場だった2代目妖精王ダリアと「七つの大罪」シリーズにおける重要なアイテムである神器、常闇の棺の制作者ダブズ、そして本作のラスボス枠である最高神が敵として登場。
戦闘シーンにおいても、特に不満はなし。
映画が始まる直前に、七つの大罪メンバー1人1人の映像が「Perfect time」と共に流れた演出も原作ファンとしては非常に嬉しい演出。
ラストのゼルドリスがメリオダスに対して心を開くシーンを観た時、これで本当にこの作品は完結したのだと喪失感を覚えたが、それと同時に感動もした。
また、続編漫画「黙示録の四騎士」のキーパーソンであるアーサーとマーリンの描写にも注目したい。映画の途中にて、2人のシーンが一度だけあるが、エンドロール終了後にも2人が登場するので見逃し厳禁である。マーリンの口から「神々の時代が終わり、混沌の時代が始まる」という意味深なセリフが出て、物語は終了。続編への導入としてもスムーズな流れではないだろうか。
強いて不満を挙げるのなら、マエルが途中で襲われていた理由が分かりづらかったのと、ダブズとダリアについての詳細がそれ程描かれていなかった事か。
何はともあれ、七つの大罪を最後まで読んでいた人には絶対観てほしい完結編である。
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