「映画というよりは豪華な続編の宣伝」劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち みゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
映画というよりは豪華な続編の宣伝
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タイトル通りです。
ストーリーがとても薄っぺらい。前作の劇場版「天空の囚われ人」と比べたら本当に酷い。プリキュアの映画の方がまだストーリーしっかりしているのでは?というレベル。
とりあえず最後だから今までの主要キャラ全部出しときゃいいだろ感が否めない作品で、良かったのは作画と声優ぐらい。アニメ版で酷かった作画は、かなり良くなっていて(それでもアニメ第一期の方が綺麗だが)戦闘シーンも動きと迫力がありました。
ああ、あと、原作では見られなかったキングとディアンヌ・メリオダスとエリザベスの結婚シーンや、メリオダスとゼルドリスの共闘が見れたのも良かったです。
あんだけ予告やポスターで最強の敵って感じを醸し出していたダリアやダブズは前半部分であっさりと倒され、その後ラスボスとして現れた最高神もわりとあっけなくやられるという始末。
魔人王との戦いでかなり手こずっていたというイメージが強かった分、ほぼメリオダスとゼルドリスだけで倒せてしまった最高神にはちょっと弱くない?というイメージがついてしまいました。(まあ二人が強すぎたという可能性もあるけど…)
個人的にはもうちょっと時間延ばして、皆がボロボロになりながらも必死に戦うシーンをもっと細かく、盛大に作ってほしかったかなと思いました。
続編の「黙示録の四騎士」を読みたいと思わせるために作った映画だとしたら、まあまあ成功していると思います。
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