「内容が結構地味だ。銃でバンバン撃つようなアクション映画だと思ってた...」レミニセンス パナソニックさんの映画レビュー(感想・評価)
内容が結構地味だ。銃でバンバン撃つようなアクション映画だと思ってた...
内容が結構地味だ。銃でバンバン撃つようなアクション映画だと思ってたらそんなことは無かった。
クリストファー・ノーランの弟ジョナサン・ノーランが関わっていると聞き、非常に楽しみにしていたが、内容がシンプルだった。
テネットみたいな難解だけど面白いという訳では無い。ポスターからマトリックスのようなアクション映画だと思ってたがそうではなかった。
映像は素晴らしいと思うが、前半はかなり退屈だ。後半にギャングと繋がっていた悪徳警官と戦うのだが、その戦闘は結構拘っていたように見えた。やっぱり面白いのはアクションシーンだ。
アクションシーンはもうひとつあった。ニックがギャングのボスに会いに来る所だ。ここでニックはボスの部下に水槽で溺死させられる所だったが、同僚ワッツが飛び込んできて助けてもらった。
ワッツの銃弾が水槽に頭を突っ込んでいるニックの顔付近を突き抜けていくのは面白かった。
最後のメイがニックに思いを伝えるシーンは、イントーステラを彷彿とさせた。悪徳警官の記憶に映し出されたメイの所に、砂をかき分けて進むニックのシーンを見て、インターステラだと思った。
メイは自身の最後に悪徳警官に向かってニックに思いを伝える。悪徳警官からしたら意味がわからないが、いつかニックが悪徳警官の記憶を見るだろうとメイは計算していた。
これ凄いなと思った。メイは気持ちを伝えながらニックとキスために悪徳警官とキスしてるわけだから。
それにしてもそんなに愛せたのか?元々メイが近付いてきたのは、地主の不倫相手に子供が出来た証拠の入ったデータを盗むためなのに?
ちょっとニックの純愛感がストーカーに近い気がしたけど、まぁそれは置いておこう。
途中ぼーっとしてたから、地主の妻が何故狂ってるのか分からなかった。
それにしても地主の領地に簡単に侵入出来てるのは疑問に感じた。
あと、ヒュージャックマンは50代というのに、体は鍛えているようでムキムキであった。それはやっぱりプロフェッショナルで素晴らしいなと思った。