「一人の若者の叫び」トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング キリンさんさんの映画レビュー(感想・評価)
一人の若者の叫び
19世紀、オーストラリア。伝説の義賊ネッド・ケリーの物語。絶望と孤独。愛情と支配。怒りと叫び。この生き方しか知らなかった。それしか術がなかった。そんな一人の若者の叫びが聞こえた。何もかも奪われ、それでも自分の物語だけは奪わせはしない。それは唯一の希望だったのかもしれない。観るものを体感的にも巻き込む映像の仕掛け、美しさにクラクラする。時代背景を整理してから、もう一度観直したい。
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