「抗え!シーヴの息子達!!」トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング MARさんの映画レビュー(感想・評価)
抗え!シーヴの息子達!!
オーストラリアにて、イギリスのろくでもない警官から虐げられてきた一家で育ったネッド。荒んだ人生をあゆんだ末に、奴等に復讐するためのギャング軍団を結成するが・・・といった物語。
豪華キャストで送られるハードドラマ。
主演はマローボーンや1917でも活躍したジョージ・マッケイ氏ですね。今回も狂気じみた演技はお見事でした。
ケリー一家の壮絶な人生。。母親のネッドに対する行いや考えはとても賛同できるものではないが、彼女の言う「良き母親」の姿・・・メアリーはどう思っただろうか?
ある意味この物語の核心なのかも、なんて思ってしまった。
また、同じ志をもつ仲間を集めて、という流れは非常に好みだし、そこまでの展開も狂おしく目が離せなかったのだけど・・・
肝心の山場のシーンはほぼ直視できず。。
頑張って薄目をあけてみれば、そりゃあもう壮絶な。ある意味トラウマにもなりそうなほどの絶望感とマッケイ氏の咆哮は、今年暫定No.1にもなれる可能性があったが・・・
まぁそれもあの手法があってこそなのかもしれませんが。ワタクシは観れないんですよ。。
凄い良作だっただけにある意味かなり残念だったかも。
でも、さすがの実力派揃い!!、最初から最後まで終始とても面白かった。どうにかして山場もちゃんと観たいな~(笑)
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