「映画のありかた」ファーザー はなもさんの映画レビュー(感想・評価)
映画のありかた
この映画は認知症になったアンソニーの目線、もしくは頭の中に見えている画像で描かれている。時間軸も設定もあちこちなアンソニーの目線は、幻視、過去の出来事、妄想。その事を踏まえていないと、混乱してくる。
当事者の目線から描かれているという意味で画期的な映画作りなのかもしれない。
か、しかし、見終わった後は、改めて思った。
私は、ふつーの映画が、好きなんだ‥
固定観念から抜け出せないかもしれないが、流れている画面、ストーリーを主人公の身になったり、反目したり、はたまた画面に映る調度品や衣装小物風景に目を奪われ、鳥瞰図の様な感じで見る映画。そういう映画が好きなんだ、と、気づかせてくれた。
はなもさん、コメントありがとうございます。
>こういう映画ばかりになったらちょっと閉口
そんな風になったらイヤですね。
まあ、そんなコトには
ならないだろうとは思いますが…
NOBUさん
毎晩ひとつの配信‥すごいです。
私は、暗い室内で画面に集中して見るのが好きなんです。なので、わざわざ出かける封切り派、時折外れると眠りこけたりして😅
でも、素晴らしい映画に出会った時の喜びはルンルン。
このファーザーは、アンソニーの怪演が素晴らしいですが、大画面でこそ‥かもしれないと思います。
今晩は
私も普通に楽しめる映画が、安心して観れて好きです。
ですが、たまーに、今作の様な観る側に様々な事を問いかける、謎めいた映画を観るのも好きです。多分、映画館で観なかったら、??で終わったかもしれない映画かもしれません。
私は勝手に”映画館で観る映画は、観る側の脳に入るインプレッションが配信で観る場合とは明らかに違う”と思っています。配信を否定する積りは全くなく毎晩一作は配信を観ていますから・・。
けれど、残るモノの質が違う気がします。個人的な意見です。