「タップダンスの後がいけない」ファーザー カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
タップダンスの後がいけない
物盗られ妄想の親を介護した人にはつらすぎる映画。
ひねりなし。
アカデミー主演男優賞のアンソニー・ホプキンス渾身の演技と来たら見ないわけにはいかないわと思うけど、う~ん?でした。
映画を見て何か学ぶことがあればいいけど、この映画は老親の介護をした人には辛すぎるし、その経験のない人には刺さらない映画だと思いました。
アカデミー賞はやっぱ信じたらダメですね。
もちろん、アンソニー・ホプキンスにはなんの罪はありませんが、彼からしたら、こんなんでいいの?そんじゃ、いくらでもやるよみたいな映画でした。
アン役のオリビア・コールマンの悲しさには同情できるし、パリに逃げちゃうのはあんまりだけど、解る。
アンが若年性アルツハイマーになっていて、実はアンの妄想世界だったというオチならすごい映画だな~と思ってずっと観ていたのですが、ストレートなオチで肩透かしされたような感じでした。
最近見たばかりのビバリウムの女優さんが事故でなくなった娘に似ているヘルパーさんであることに気が付かなかったアタシはもう立派な認知症予備軍であることを自覚したのであります😫
今後ともこの映画サイトの皆さんの暖かいご支援を切に願うのでございます。
しかし、今回のアカデミー賞はノマドランドといい、高齢者いじめ?
コロナでみんな参っているのにね~ セレブの人達の感覚はわかりません。
楽しい映画を所望している人にはオススメできません!
認知症にはならないで、イモージェン・プーツみたいなヘルパーさんのお世話になりたいカールさんでございます。
あら、カールさん、今朝はまっ白いブリーフにヤらしい染みが・・・
あたくしがカール様の長寿を祈願いたしまして、特別なサービスをしてさしあげますわ。
いやいや、お恥ずかしい。そのようなお気遣いはご無用。拙者、武士は食わねど高楊枝をモットーとしておる。
そんな~ガマンは身体に毒ですよ。
。゚(゚^∀^゚)゚。
この映画のように親切な介護人の気分を害するような憎たらしいジジイになってはいかん。
ボケても好かれる老人にならなくちゃ。
カール三世さん、コメントありがとうございます!
そうですよね。
よく考えたらフォークを持って歩いてたのも残虐性の一面でした。
やっぱり、見知らぬ人が目の前にいるとか、本人には恐怖心でいっぱいなのかもしれません。
イモージェン・プーツさんに関しては、俺も同じく「どこかで見たことが・・・」程度でした(汗)