劇場公開日 2022年3月25日

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「素敵な服を着て観れば良かった(泣く)」オートクチュール ジジの母さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0素敵な服を着て観れば良かった(泣く)

2022年3月27日
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ファッション雑誌の映画お勧め欄に載っていたので観る気になった映画。タイトルも(オートクチュール)でディオールが舞台となればプラダを着た悪魔やクルエラみたいにキレイなお洋服がさぞかし沢山と思いきや、ディオールのアトリエの縫子さんのお話でした。お針子に向いている女の子をスカウトして自分の後継者にしようという中年女性と女の子の葛藤。最後はメデタシメデタシなんですが、中年女性エステルの(コートは表地はウール、裏地は絹、化繊なんてダメよ、)のセリフにグッときました。彼女はウェストの切り替えがキレイなコートにトートではなくて手持ちバックにハイヒール。王道の通勤服。流石フランス映画です。オシャレ!観ているこちらは仕事帰りでいつもの通販の(やれやれ)ワンピにガーディガン、化繊のトレンチでした。もっと素敵なお洋服で観たかったかな。ハウスオブグッチでも語られていた良いものは良い精神を改めて思い、星は4です。

ジジの母