「アフガン戦争の最前線」アウトポスト ねもさんの映画レビュー(感想・評価)
アフガン戦争の最前線
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後半の戦闘シーンは壮絶だった。
作品の前情報から、タリバンに総攻めをくらうのがわかっているため、いつ、どのようにして総攻めをくらうのか、そこに向かっての緊張感、ハラハラ感がある。
作品を見ていて終始感じるのは「なぜこんな地形のところに前線基地を敷くんだ?」ということ。
観ていて軍の上層部への苛立ちを感じる。
それにくわえて、部隊内の規律、情報に対する緊張感が途中から緩み出す。
最後のシーン、兵士それぞれへの受勲が表示される。
それがなんとも軍上層部への皮肉、この地に前線基地を敷いた軍上層部の失策を隠すものにもとれる。
戦時下における勲章の意味についても考えさせられる。
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