「ブラックホークダウンの系譜に新たに連なる純粋戦闘映画」アウトポスト 泥だらけマンさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラックホークダウンの系譜に新たに連なる純粋戦闘映画
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実際に本戦闘を経験した米陸軍兵士の著作「レッドプラトーン 14時間の死闘」が原作。 原作では読み易いようにあえて並び替えてあった時系列をある程度時系列順に整え直して戦闘が始まるまでの流れを描いており、主人公たちレッド小隊の前哨基地キーティングへの着任から離脱までを丁寧かつ苛烈に映像化している。 ブラックホークダウンとか好きな人には超お勧め
戦争映画によくある戦場の悲惨さとか異常さを脚本や台詞で声高に主張する説教臭さを抑えて実際に兵士たちが体験した戦闘を忠実に描いて観客に見せつけているのが好感を持てる。下手に脚本をいじらずに戦闘の様子をしっかりと画で見せてくれるので映画内で冗長さを感じることは殆ど無い。まあ元の小説から決まったストーリーのある話じゃないのもあるだろう
どうしても特定の教訓とかメッセージを当てがわれがちな戦争映画において珍しいブラックホークダウン以来の純粋戦闘映画だ。
もし映画を観て気に入ったら原作小説も読んでもらいたい。
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