「これが戦場の最前線。生きるための孤高な戦い!!」アウトポスト 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)
これが戦場の最前線。生きるための孤高な戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:壮絶な戦いの連続が、観ていて圧巻。その中で生きるために戦い続けた主人公達の姿にも、思わず胸を打たれる。
否:前半は予想以上に淡々としているので、やや退屈してしまいそう。戦闘シーンはグロシーンが非常に多いので、苦手に人には向かないか。
物語の前半は、基地へと到着した主人公達が、その過酷な環境下を痛感していく日々が続くので、思ったよりも淡々と進んでいく感があり、人によっては少し退屈に感じてしまうかもしれません。
しかし後半は一転、実際に起きた壮絶な戦いを描いているだけあって、その怒涛のアクションの連続に、思わず圧倒されてしまいます。その緊迫感は、まさに戦場の最前線へと放り込まれてしまったようです。ただその分、グロテスクな描写もかなり多いので、苦手な人にはちょっと向かないかもしれません。
四面楚歌、絶体絶命の状況下に追い込まれても、生き延びるために戦うことを諦めなかった主人公達の姿を、さながら群像劇のように描いているので、生き抜いた者は勿論、命を落としてしまった者の勇姿にも、思わず胸が熱くなります。
ただやはり基本的には、戦争映画が好きな方向けの作品といって、間違いなさそうですね。
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