「貴方は何故殺される?何をしたの?」AVA エヴァ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
貴方は何故殺される?何をしたの?
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予告編を見たら、なんか面白そうでBSにて鑑賞。それなりには、楽しめたかな。
元依存症の凄腕殺し屋のエヴァ。しかし、彼女はターゲットが殺される理由に関心を持ち始めていた。
殺し屋に感情は必要ない。兵士(殺し屋)は、命令された人物を殺めれば良いとする組織は、エヴァを面白く思わない。
そんな時、エヴァは、ある依頼に対し失敗してしまう。直属の上司(マルコビッチ)は、エヴァを助けようとするが、組織の長(コリン・ファレル)はエヴァの殺害を仄めかす。
凄腕の殺し屋エヴァが、超人的な強さでないところもリアルで楽しめました。
家族のことも気にかける優しい美女で、主人公としては魅力的だと思うんだけど、何でかな?イマイチ、面白みに欠ける一本でした。
【ネタバレ】
家族との問題に苦悩しながらも、依頼をこなそうとするエヴァだったが、組織の魔の手が迫る。
エヴァの失敗した依頼も、実は彼女を殺害するために図られたものだった。
結局、言われた相手を殺すだけの兵士(殺し屋)ではないエヴァを危険視したのが理由のように語られていたが、コリン・ファレルの嫉妬みたいなのもあったんじゃないかなって気がした。
自分の師でもあったマルコビッチが、エヴァを可愛がるのを良しとしなかったんじゃないか?
マルコビッチが殺されたことで直接対決になり、最終的にはエヴァが勝つんだけど、彼女の背後にはコリン・ファレルの部下が迫っていた・・・
意味深なラストシーンに読まれるマルコビッチの手紙に、ちょっと考えさせられました。
良い死に方ができればいいけど・・・
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