「使い古された設定でしょうか?(私はそこそこ楽しめましたが、)」AVA エヴァ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
使い古された設定でしょうか?(私はそこそこ楽しめましたが、)
2021年(アメリカ)監督:テイト・テイラー。
女暗殺者のジェシカ・チャスティン。
女スパイや女暗殺者はシャーリーズ・セロン(アトミック・ブロンド)
ジェニファー・ローレンス(レッド・スパロー)
ノオミ・ラパス(アン・ロック/陰謀のコード)などが演じています。
この映画、傑作とまではいかないと思います、正直のところ。
でもそれなりに楽しめるんです。
なんたってジェシカ・チャスティンですよ、外しません!!
大学でも優等生だったエヴァ。
ちょっとしたことから、酒と薬にハマりだし飲酒運転で刑務所へ。
出所後はなんと米軍兵士として格闘や銃器のスキルを身につけます。
そして国際的暗殺組織にリクルートされて女暗殺者に。
ところが、自らの暗殺の標的に「暗殺される悪事を告白させたい・・・」
そんなお茶目な態度を嫌った組織から逆に狙われるエヴァ。
結構、人間的なアサシンです。
直属の上司(ジョン・マルコビッチ)を、父親代わり・・・と思ってたりする。
人間的な暗殺者って可愛くない?可愛いいしょ!!
家族を思って涙をポロリのチャスティン。
狙ってくる殺し屋との格闘技もお見事です。
銃撃戦の見せ場もスピーディー。
まぁ製作には紆余曲折あったそうで、難産だったとか。
リュック・ベッソンの「ANNA アナ」を意識してるんですけど、
「ANNA アナ」にはいま一歩及ばなかったかな!!
アクション・シーンは見応えあるし、娯楽として観るなら十分楽しめます。
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