「行政に携わる人たちとこの映画について語ってみたい」ボストン市庁舎 にこにこどりさんの映画レビュー(感想・評価)
行政に携わる人たちとこの映画について語ってみたい
4時間半、それだけの価値のある映画。これまで引越しが多かったこともあって、地域行政の方々とは書類手続きだけの関係であったが、市民や県民とどのように向き合っているのかを知りたいと思った。
特にアメリカ人がよく使う自らの「part of solution」の実現を、「対話」によって前に進めようということについては、日本でも参考になると思う。
行政は許認可を与えることが目的ではなく、地域でできる限り多くの人たちが幸せに暮らすことができるよう、対話をしていくのが大事なのだ。映画にあるように「不幸なのは悩みがあることではなく、悩みを誰にも話すことができないこと」なのだから。
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