「ワイズマン監督作品を観るのは3作目」ボストン市庁舎 なおさんの映画レビュー(感想・評価)
ワイズマン監督作品を観るのは3作目
恐れ慄くような上映時間なので、決死の覚悟(大袈裟)で臨んだら…意外と起きてた。
いつもの感じです。ナレーションやテロップ、インタビューはいっさいなし。風景や短いシーンを挟み込みつつ、さまざまなひとや場所や出来事を無造作に取っている(ように見える)。が、映されるものを観れば、そこに明確な主張があるの。強いて言えば、どこにでも現れる人がたくさん映ってる。
ボストンというと…『スポットライト』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が思い浮かぶので、どこかで見たような風景もあったような。
面白かったのは、シェルターの話、学校の定員の話、アイリッシュの境遇にチラッと触れてたとことか。所々、「ちょっとこのパート長すぎない?」と思ってしまうこともあり。
(おそらくカトリックの)教会が映ると、いよいよ行くのか行くのかとワクワ…ドキドキしたり(結局行かない。市政とは直接は関係ないし)。
ただやはり対象が巨大すぎるのか、ジャクソン・ハイツの時も思ったが、どうしても捉えていない別の側面があるだろうにと、思ってしまう。
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