「良質なパンフレットが非常に役に立ったのです。先に購入したほうが良いかも知れません。」ボストン市庁舎 mahasatearanさんの映画レビュー(感想・評価)
良質なパンフレットが非常に役に立ったのです。先に購入したほうが良いかも知れません。
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放映の休憩中にパンフレットを買い、「あそういうことか!」と合点がいった項目が多々ありました。アメリカの地方自治を知らないと、なかなか飲み込みにく点も多くございました。ボストンという市の歴史、これを撮った監督、ボストン市長、それぞれに興味が湧きました。これを「アメリカのボストン市のことだから」と遠目に見たのでなく、「もしも自分の居住地だったら何の問題に相当するだろうか」とか、「自分がその境遇に置かれていたら、あんな風に行政に物言えるだろうか?」とか、考えながら観ていました。かなり後半になって、某アジアンが大麻ショップを出店する意見交換会が最も印象に残りました。多彩で深刻な感情のぶつかり合いにも見えたし、そんな中でも冷静に言葉を選んで歩みよろうとする気概のようなものを感じ取りました。そして、この激しい議論がきっとアメリカなのかもしれないと想像していました。それにしても、この映画のパンフレットは良くできているなと感心した次第です。
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