「ミスジは三筋、腕肉です。」漁港の肉子ちゃん Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ミスジは三筋、腕肉です。
男に貢いで騙され捨てられてを繰り返し、辿り着いた北国の漁港で小学校5年生の娘キクリンと2人で暮らし始めた35歳の肉子ちゃんの話。
…かと思ったら、娘のキクリンがメインでキクリンの目線とナレーションで、そこでの暮らしや肉子ちゃんとの関係や想いをみせていくストーリー。
多分?女の子あるあるな派閥とかマウンティングとか陰口とかだったり、チックと思われる男の子とのことだったり、そして親とは何ぞや?親子とは何ぞや?…これは恐らく小学校高学年ぐらいでギリ。
大人が観たら難しいことは何もない、賢く健気な子どもと、優しく全てを包み込む優しい母親の気遣いと思いやりの感動物語だけど、アニメだからと子どもが観ても、似たような境遇を経験してなきゃ難しくて判らなそう。
まあ、6歳の頃から母親がいない、そんなオッサンの感想です。
色々と騒がれている声優の件は…キムタクの娘は絶賛ということはないものの、子供の役だしフレッシュだしまずまず良かったんじゃないですかね。むしろ、大竹しのぶはイマイチ役と合っていないというか、合わせられていないというか…ナレーションは良かったんだけどね。
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