スプリーのレビュー・感想・評価
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承認欲求モンスター…
題名はスプリーというライドシェアアプリ。ドライバーのカートは客を乗せながら、撮影をし、自らのSNS視聴数を増やすことに躍起になる。殺人を犯してまでも。。かなりグロいシーンもあるが、その方が反響もあるわけで。現実にこんなモンスターが出てきそうで怖い。
センスは感じるが駄作
2021年映画館鑑賞43作品目
5月17日(月)イオンシネマ石巻
ライドシェアがまずわからなかった
どうやらいわゆる認可されている白タクみたいなものだ
その白タクの運転手がユーチューバーなんだけどいまいち受けない
悩んだ末に思いついたのは乗客を殺す一部始終をライブ配信するというぶっ飛んだモノ
ラーメン屋で全裸になるバカッターやバイトテロが今では可愛らしく感じる
後部座席の手前に常備しているペットボトルの水に毒を入れる手口
映画の中の設定では芝居でもドッキリでもなく本当に殺しているわけだがネットを観てる方は「フェイク」だと書き込み誰も信用しない
バズること間違いなしと自信満々のアイデアも当てが外れガッカリ
古い付き合いのボビーや韓国系女性や黒人女性がインフルエンサーなんだけど激しく嫉妬する主人公
まずはライブ配信でボビーの自宅に訪れ殺害
しかし韓国系と黒人は殺すことができず
殺されたのは白人のみ
ホームレスは誰一人轢かれなかった
おバカ映画の監督だからといってそれほどバカではなくなんらかの配慮を感じた
B級映画で調子に乗っている黒人が殺されたりすることはわりとあるがこれにそれはない
韓国系は逮捕されるだろうけど殺意はない事故的なものだから過失障害で一年未満の服役か
韓国人は優れた民族らしいから韓国系の弁護士なら無罪を勝ち取れるかもしれない
黒人女性はコメディアンで演じている役者もコメディアンらしい
言っていることは殆どが下ネタで日本のメディアなら「アメリカのマチャミ」として紹介するだろう
韓国のマチャミは今どうしている
主人公は両親も殺してしまう
たしかにこいつはサイコパス
生きる価値がないゴミクズ
でもあっさり黒人女性に退治されてしまう
いやいやまだまだ死んでませんよーってのがほしかった
これだけ堂々とネットで殺人を何度もしているのに警察がさっさと逮捕しないのが不思議なくらい
作品内容は脚本的にB級どころかC級
映像のセンスはわりと良い
ポスターもなかなかの出来だ
惨劇はたった1日間の出来事ってのはホラーではわりと重要なのかもしれない
ネットでも映画は観れる
だけど逆に映画館で全編ユーチューバーの動画みたいなものは観たくない
そりゃ現代劇ならネットが登場するのは当たり前だけどここまでくると自分はやっぱりこういう作りは好きじゃない
映画館ではなるべくネットから離れたいのだ
だったら『るろうに剣心』みたいな時代劇を観れば良かったんだけど
体は大人、頭脳はクソガキ、その名は迷探偵カート!
自分もSNSをやってますが、フォロワーにこんなに執着する奴には初めて会いました笑
全体的にバカだなぁが先走ってしまいます。殺す動機も適当になって目に入ったインフルエンサーやノリノリな奴らをひたすらに殺していくけれど、殺し方に面白みは無く、淡々と殺していきます。
主人公カートはとりあえずクズです。今まで見てきた映画の中でもトップクラスに不快でした。自分勝手な行動しかしないし、迷惑しかかけてないしで大部分は微妙な作品です。まぁインフルエンサーもその他関わりのある人物も大して好感は持てなかったので、これが善人ばかりの登場人物だったらカートに思いっきり中指を立てれたと思います。
殺人ライブで何故バズと思ったのか?と思いましたが、日本・世界には大量の狂ったYoutuberがいます。そういうのもあってYoutuberにはあまり良い印象はありません。画面上に語りかけてくるやつが友達なら特に抵抗なく見れるのですが、底辺YouTuberだったのでひたすらさむかったです。ラストの主人公死亡はニンマリして見れました。School Days以来の主人公が死んでホッとした作品です。
でもこれだけ不快にさせられるのはある意味この作品の長所だと思うので、不快になりたい方は観に行ってみてください笑
鑑賞日 5/9
鑑賞時間 18:25〜20:00
座席 B-5
SNSに取り憑かれた男の結末
主人公のカートは日本で言うところのウーバータクシードライバーのような仕事とユーチューバーを兼任してるよう立場。(厳密に言うとYouTube動画に拘ってるわけではないが)
YouTubeの方の動画再生数に強くこだわり、どうしたら再生数を稼ぐ事が出来るかという思いに取り憑かれている。その結果殺人ライブ配信が再生数を稼げるのではないかと辿り着き、乗車客を殺し、そして同じく動画活動をトップクラスのユーチューバーの1人を殺し最後のトップクラスには返り討ちを喰らうといったストーリー。
まぁ端的にいうとSNSに取り憑かれて結果暴走しサイコ化し最後は哀れな結末を迎える男の話である。
あまり素人ユーチューバーの動画などを見ることはないが稀に警察官を揶揄ったり、一線を越えた動画を撮って捕まるニュースは目にした事がある。まさにそのものである。この作品ではそれが殺人ライブなだけだ。
まぁストーリーはあってないようなもの。こちら側もライブ配信の視聴者視線で見ると意外と楽しめたかな。カートの最初の行動は作品内の視聴達と同様嘘だと思ってたし、やるなら早くやれよなんて煽るような気持ちも生まれてしまった。
まぁそんなような声を形となり配信者に伝わる事で過激な行動を時には生んでしまうのかもしれない。
動画配信の視聴者気分としてみれる目新しい作品で個人的には楽しめた。
【”狂気の自己発信と承認欲求” SNSの現況をシニカルに描いた斬新的なホラー。】
ー インスタグラムで、“映える”写真を撮ろうとして、自らの命を落とす人が急増したのは、3年前位からだったかと記憶する・・。
今作は、その逆手を取って、斬新なホラー作品に仕立て上げている。
他人の命を奪いながら、フォロワーを増やす手段を考えた、笑顔の爽やかなカートの姿・・。ー
■感想
・今作の恐ろしさは、10年SNSで自己発信し続けるも、フォロワーが二桁に行かないカート(ジョー・キリー)が、フォロワーを増やすために、ライドシェアドライバーの仕事を悪用し、暴走して行く姿を、姿なき人々が
”どうせ、フェイクだろう・・”
と、時にカートを煽り、時に馬鹿にし、カートを更なる狂気の世界に導いていく姿だろう。
・シニカルなのは、SNSの女王と言われる人気コメディアン、ジェシー・アダムス(サシーア・サメイタ)とカートの関係性である。
カートに殺されかけた、ジェシーが自らのライブで”SNSは辞めた!”と公言し、自己防衛でカートを死に追いやり、 ー車で激突し、ボンネットに俯せになっているカートを”スマホ”で、これでもか!と殴り続ける姿。ー
そして、事件後ジェシーが再びS、NSの女王の座に戻った事である。
<ストーリー展開は、粗い。
鑑賞後の気分も宜しくはない。(個人的感想)
が、自らの承認欲求欲を満たすために、人間を次々に殺めていく笑顔の爽やかな、カートの姿及びカートを煽る”姿なき多数の人間の存在”が恐ろしかったし、現実味があるなあ、と思った作品である。>
慣れるまで見づらいけど
スクリーンに映るスマホやパソコンの画面、作品によっては興醒めだが本作はそれがメイン よって字幕含めて情報量がメチャクチャ多い が、それも脳が慣れたらスムーズに楽しめます (個人的に評価してるのは「search」'18 「ハーフ・オブ・イット」Netflix'20)
善悪の彼岸を彷徨うありふれたダメ人間が一線を飛び越えて俗物だらけのLAを疾走する
あまり深くない風刺がちょうどいいです
あまたのホラー、ショッカー映画の文法を駆使したクライマックスは楽しすぎ
コンプラクソ喰らえで やりたい放題にスッキリ
鑑賞後にハイになりました
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