「良いところもあるが肩透かしも多い」仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
良いところもあるが肩透かしも多い
一番良かったところは1号の戦闘シーンでCGを使わず昔ながらの「特撮」を使っていた所。バイスが人間らしい心をまた一つ学ぶシーン(本編でもこのシーンほんわかして好きなパートなんです)です。
中尾明慶と古田新太は演技については申し分なく、センチュリーのアフレコは中尾明慶の高音と古田新太の低音がハーモニーのようで心地よかったです。
肩透かしは予告で出てくる過去のライダー達の出てくる理由と、本編からずっとモヤモヤしていた倫太郎とメイの関係、他の方も書かれていますが本郷猛の最後のセリフ、セイバーの強化フォームの出し惜しみ(クロスセイバーはまぁ気軽に出せないのは分かるのですが・・・)、冬映画の醍醐味、一年戦ってきた先輩ライダーから悩んでる後輩ライダーへの励ましが、一輝が人間的にできちゃっているので必要ない(本編じゃ結構悩んでて家族から結構アドバイスもらってるくせに)などなど。クロスオーバー作品に時折感じる、背筋がゾクゾクするような感覚は残念ながらこの作品では一度も感じませんでした。
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