「可能性のプリンセス」プリンセス・ダイアナ ますぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
可能性のプリンセス
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「スペンサー ダイアナの決意」
を観たことでせっかく同時期に
スクリーンで同じ人のテーマで
やってるんだからという事で観賞
こんな年にエリザベス女王がねぇ・・
ダイアナ妃についてはそっちの
レビューで書いちゃったので省きますが
このドキュメンタリーは
チャールズ皇太子との馴れ初めから
運命の1997年8月31日
そのあとさきまでを
実際の映像
当時の世間の反応を組み合わせながら
その半生を辿っています
この作品からわかったのは
ダイアナ妃は「Di(ダイ)」という
愛称が付くほど人気があった事
自分も小学生~高校生くらい
でしたがよく覚えています
来日もしましたし
ほんとすごいフィーバー状態
この人のすごいところは
決して政治家では無いにも関わらず
世論を動かす力を持っていたという事
オーストラリアに訪問した時に
君主制政治の支持者が5割から8割に
増えたといったトピックス
そんなもんたった一度で実現できる
政治家はこの世にいないでしょう
離婚成立後のアンゴラの地雷除去活動
といった慈善活動においても多大な
成果を挙げるなどもしそのまま
生きていたらマザーグースを越え
今じゃお笑い部門に成り下がっている
ノーベル平和賞も彼女が受賞する
事で意味合いが変わったかもしれません
ダイアナは亡くなった後も
既に離婚して王室から離れた身
とはいえケンジントン宮殿前には
ものすごい数の献花があり
王室も最初は否定的だったものの
半ば国民感情に配慮する形で
国葬で取り扱いましたが
これも世論を動かした事に
なるでしょう
原題の一般社会と王室の在り方
において最も可能性を持った存在
であったことが改めてこの
ドキュメンタリーで
知ることが出来ました
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