「現代のお隣さんは?」お隣さんはヒトラー? LaStradaさんの映画レビュー(感想・評価)
現代のお隣さんは?
シリアスなテーマがコメディ的設定に乗って進みます。「ヒトラーが生きてたなんて話になる筈はないよな」「でも、次々と積み上がって行くヒトラーである証拠をどう収めるんだろう?」と観る者を巧みに揺さぶる手並みも巧妙でした。
「でも・・」と、映画は映画として観るべきで現実社会と安易に結びつける事には慎重であるべきなのは承知の上で、本作がイスラエル映画だと思うとどうしても心に引っ掛かりを覚えてしまいます。いつの日か「隣に引っ越して来たのはネタニアフでないか」というパレスチナ映画が出て来るのではと想像してしまうのです。イスラエルでは絶対に公開されないだろうな。
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La Stradaさんのコメント
2024年8月25日
コメントありがとうございます。
ヒトラーのチェックポイントがあんなに多岐に亘っていると言うのも驚きました。特に、ヒトラーの絵かどうかを鑑定する人も居るとは思いもしませんでした。
トミーさんのコメント
2024年8月25日
ヒトラーの特徴と合致する箇所にチェックを付けるのが可笑しい、古い作品ですが「キルビルvol2」で毒ヘビのメモを読み上げるシーンを連想しました。
イスラエル首相も眼が鋭いですね。