「ナチスものとしては異色な心に沁みるコメディ」お隣さんはヒトラー? よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
ナチスものとしては異色な心に沁みるコメディ
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ナチスものは好物なので遅まきながら拝見してきました。
予告通りの展開で想像している流れで物語は進むのですが、「イスラエルとポーランドの合作ならば、ヒトラーを肯定的に扱うはずはないのに、この終わり方だとヒトラーと友情を築くエンドになってしまうぞ……」と思いながら、なるほど、と思わせる物語の締め方。
発想は面白く、展開も悪くないのですが、個々のシーンが淡々としているというか、あまり丁寧に作りこまれてない印象で「それだけでヒトラーと気づくか?」とか「いや、そこまでのことやらんだろ」みたいな細かい突っ込みを入れるところも多かったです。
心に沁みる作品にもなっているのは事実ではありますが、制作陣にはもう少し頑張ってほしかった、というのが本音です。
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