「濡れ衣ワンちゃん」お隣さんはヒトラー? MARさんの映画レビュー(感想・評価)
濡れ衣ワンちゃん
ホロコーストで家族を失いながらも生き延び余生を過ごす男の隣に、あろうことかあの人物が引っ越してきた!?…といった物語。
ブラックジョークを交えながら、笑処満載で少しグッとこさせられる作品。
初っ端からお前のウ◯コだとか車にひっかけようとしたりだとか、やる事ががきんちょレベルに質が悪いw
そんな隣人ヘルツォークの特徴はどこをとってもあの男と同じ…いよいよ疑心暗鬼になったポルスキーの調査は柵を越え度を越えて…。
ポルスキーの哀しさを垣間見せながらも、クスクスさせられる場面の多いこと(笑)
対局前だ対局後だのくだりは声を出して笑ってしまったw
そんなこんなありながらも、腕のナンバーをチラリと見せたり、細かな伏線も満載でのめり込まさせられる作りはグッドですね。
なんなら、史実通りなら当然ヒトラーではないわけですが、コメディ映画の世界線ならもしかしたらねぇ…と思えば、二転三転の展開は中々に見応えあり。
それでいて、心の暖まるような場面もありでホッコリ。
笑わせるだけでないコメディ作品としてとても面白かった。
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