「地上に降りた空軍兵」ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
地上に降りた空軍兵
1999年に米国防総省空軍省次官補候補の『FNG』ハフマンが、1966年ベトナム戦争下のアビリーン作戦で命を落とした空軍落下傘救助隊員ビル・ピッツェンバーガーに名誉勲章を授与させるべく奔走した話。
戦死者である為空軍十字賞は受賞していたが、最高位の名誉勲章が授与されるべきだと32年間に及び請願され続けていたピッツェンバーガー。
その請願にやって来たタリー曹長への対応から始まり、ハフマンが関係者の証言を集めることになって展開して行くストーリー。
ベトナム戦争に関連する映画であり、勿論戦場のシーンもあるけれど、あくまでも、1999年にハフマンが当時の関係者からピッツェンバーガー及びアビリーン作戦のことを聞いて名誉勲章授与に向けて何があったのか、そしてなぜそれまで授与されなかったのかを調べることが主。
ピッツェンバーガーの人柄と彼の行動は勿論、彼を推す人達の後悔と感謝、ピッツェンバーガーの両親の誉、そして自身の立場を顧みず推し進めて行くハフマンをみせていく脚本や、演説の上手さは流石ハリウッド。
多分事実なんだろうけれど、余計な忖度を悪として描いていないのも、変なモヤモヤに繫がらずに良かったし、まさか泣かされるとは思わなかった。
エンドロール中のインタビューももっともっと観たかった。
すみません
自分のところに絡んでくるレビュー警察みたいな方が寄ってきているので なくなく不可にしています
ご迷惑おかけしていまい お二人には申し訳ありませんでした
Bacchusさん、すいませーん。自分のところでなぜかコメントができなくて(送信できない)、先方はコメント不可なのでどうしたらいいかわからなくて、Bacchusさんの軒下お借りしました。
Bacchusさん、コメントありがとうございます。救ってもらい自分は生きていることに苦しんでいた仲間、息子を誇りに思っている父親にとっては、確かにそうだと思います。当人でなく、当人をずっと思い続けて行動して、今、生きている人の為の勲章だと考えれば、うん、意味が分かります。とにかく、声がでてしまうほどすごく泣いてしまいました。