「まぁ面白いけど展開がベタ過ぎる」白頭山(ペクトゥサン)大噴火 N Tさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁ面白いけど展開がベタ過ぎる
火山の噴火がテーマなので、「日本沈没」や「2012」「デイアフタートゥモロー」みたいな災害をメインにした映画だと思って観ましたが、そんなでもなかったです。銃撃戦でドンパチするアクション映画でした。
感想としては、すべてのシーンがどこかで観たような展開の連続で、オリジナリティをあまり感じませんでした。
・噴火を事前に予知していたが、妄言扱いされていた大学教授
・成功率の低いとんでも作戦
・早々にリタイアするエリート部隊。残ったのは主人公達ポンコツチームのみ
・迫るタイムリミット
・遠隔操作ができない爆弾。誰かが犠牲になって起爆するしかない
こんなのがずっと続きます。ベタな展開なので面白みはないのに、逆につまらなくなりようもないという。料理でいうと全部カレー味みたいなもんです。
また、カーアクションがフルCGで描かれていますが、動きが不自然でクオリティがあまり高くないので安っぽいです。他の韓国映画でも見かけましたがフルCGのカーアクションが流行りなんでしょうか。あと、ストーリーは主人公が北朝鮮に潜入して極秘作戦を実行するというものですが、正直北朝鮮要素はほぼありません。せっかくなら北朝鮮軍が大群で襲ってくるシーンとか欲しかったです。
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