「短編ドラマファンからすると…ムムム」青葉家のテーブル haruさんの映画レビュー(感想・評価)
短編ドラマファンからすると…ムムム
Webの短編ドラマの時から大ファンです。
独特の静かで柔らかい雰囲気の日常、それでいて洒落ているストーリー。
短編ドラマの方では、特に主人公の春子さんを通した、母としてや職場の上司としての気持ちに自分を重ねていたところがあります。
ただ映画の方は、そんな短編ドラマファンからするとちょっと期待と外れていました。
あくまで主人公は青葉家にやってきた高校生の優子。春子さん主体のシーンもありますが、結局は優子に「私達もそんなことあったよ」と言うだけの存在になってしまっているような。
正直、10代の青春モノは求めていませんでした。
短編ドラマも制作のECサイトのユーザー層も10代というよりは、20代後半から30代の、青春を卒業して、どこか落ち着きの中の葛藤もある、というような人が多いと思います。
そういう人に対して今更青春モノはちょっと……。
まあ、短編ドラマへの愛が強すぎた故の感想かもしれません。
コメントする