「美大の予備校ってあるんだね」青葉家のテーブル 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
美大の予備校ってあるんだね
2021年映画館鑑賞94作品目
11月7日(日)チネラヴィータ
短編ドラマの方は未鑑賞
監督と脚本は『サマーフィルムにのって』松本壮史
クリエイティブな青春映画
映画を観る前にしっかりラーメンを食べたので腹は空かなかった
大好きな西田尚美が出演するので内容は全く確認せずに映画館で観ることにした
主演は青葉春子役の西田尚美かと思ったが実際は国枝優子役の栗林藍希のようだった
でも春子が優子の親と20年ぶりに再会するあたりからダブル主演のような感じになった
タイトルからホームドラマを想像したがそれはちょっと違う
でも『紀子の食卓』のようにグロくはない
青葉春子はバツイチ
中学生の息子リクは中学の友人とバンドを組んでいる
春子の友達と友達の彼氏と4人暮らしが青葉家
食卓を彩るのは主に春子だがたまに春子の友達が包丁を使わない料理を作る
友達の彼氏は毎朝タコスを作る
夏限定で居候してきたのは春子の旧友知世の娘優子
踊り場美術学院という美大の予備校に夏期講習で通い始める
粘土細工とか音楽とかスケボーとかいろいろ手を出すがしっくりこない
絵も予備校の中では一番下手
挫折するも春子の息子のバンドに参加して復活
春子と友達と優子が酒盛りを兼ねた座談会をプールサイドでやっていたら小太りの男2人が泳ぐシーン好き
赤毛の与田ちゃんがなんとなく比企理恵に似ていた
満福で働いている小太りの従業員は無駄に声が大きい
キャラクター的に好きだが芸人だった
蛙亭の男の方だった
知世が腰を痛め春子がサポートするハメに
取材の撮影で二人羽織のような形で料理を作るシーン好き
涙を拭いてもらおうと出したのがハンカチではなく弁当を包む布だったシーン好き
優子とリクは母親の影響でチョコレートスリープオーバー(チョコスリ)というバンドが好き
エンドロールは劇中のアマチュアバンドのオリジナルソング