「なんで舞台にしなかったのかな?」truth 姦しき弔いの果て サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
なんで舞台にしなかったのかな?
堤幸彦監督の記念すべき監督50作品目ということで見ることに。特に期待もしてないし、どんな内容なのかイマイチ把握せず。まぁ、この映画を一言で表すなら「舞台」ですね笑
とりあえず、佐藤二朗のパワーにはやられました。
声と写真でしか出演してないのに笑わされる。それぞれの写真に写っている佐藤二朗の表情が変わって無さすぎて笑えた笑えた笑笑 この真という役に佐藤二朗持ってきたのは天才ですね。おかげでコメディとしてまとまった。
引き込み方はそこそこ悪くないものの、とても面白いとは言えない前半部分。サナというキャラクターがまじで嫌い。これ以上嫌いにさせないで!と思ってしまう。ストーリー自体は面白いんだけど、会話劇としては出来の悪い映画でした。
しかし、後半になるにつれて前半のちょっとした伏線が回収されて深みが増し、3人のキャラがいい感じに生かされていて後味は割と悪くない。絶妙な設定。あなたは私で私はあなた。なるほど〜、こりゃ面白いや。
まぁ、映画館で見るほどでは無いです笑
完全に舞台向け。情景は何も変わらないし。
脚本だけで魅せる映画ってのは厳しい。
思っていたよりは良かったかな。
久々に観客1人でしたよ笑
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