ストックホルム・ペンシルベニアのレビュー・感想・評価
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シアーシャ推しなんで😅
4歳で誘拐され17年後に家族の元に戻ってきた娘…幼き頃の記憶を蘇らせもう一度家族、母娘として生活をしたい
葛藤する母親役シンシア・ニクソン
某大人気ドラマのイメージを全く感じさせない大健闘な演技は哀く痛く…見ているのが辛かった
作品としてはいまひとつ説明不足なまま進む流れにモヤモヤしたまま…
誰ひとり幸せになる者はおらず
この先更に不幸に巻き込まれる人が間違いなく増えて行くような結末は実に後味悪し…
難しい役を見事に演じ、劇中ほぼ素顔のままのシアーシャ・ローナンを食い入るように見ていられた私はかなり幸せでしたけどね😁
サスペンスというより、これはホラーでは?
17年間誘拐監禁されていた少女レイアが、無事保護され、自宅に戻る所から話は始まっていく。
ようやく戻ってきた娘と、実の親の事は何も覚えていないレイアとの温度差。
それを、どうにか埋めようと、周りが見えなくなっていく母親。
幼い1人娘を誘拐されて、子供を育てられなかった母親としての葛藤は、行き過ぎではあるけれど、そういう気持ちになっていくのは少しわかる気がした。
本当は、誘拐、保護となれば、手放しで喜ぶものだろうと思うけれど、映画の場合だけではなく、実際の事件の場合でも、同じように難しいものがあるのかな?
だとすれば、被害を受けた子供は、保護された事は喜ばしい事だけれど、実の親の元へ戻る事が幸せなのかな?とか色々考えさせられる映画でした。
内容が内容なだけに、ストーリー展開もかなりダークで、登場人物が皆んなどこか淋しいし、孤独だという所、それなのに誰一人救われない所に、観ていて胸が苦しくなりました。
ラストはかなり衝撃的な展開で、嘘だろ?と思わず口に出してしまう程、ゾワゾワっとする終わり方です。
これはもはやホラーです。
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