美しき誘惑 現代の「画皮」のレビュー・感想・評価
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人を正しく愛したい もっと学ばねば
幸福の科学の映画なのに、普段絶対行くことがない高級クラブの様子が味わえた。長谷川奈央さんの演技がよかった。
他のロケ地も印象深かった。
私も、独身で、きれいな人に気のあるそぶりをされたら、なかなかその本性までは見抜けないと思った。しかし、その奥にある心と心の付き合いこそが大事なのだ。
また奪うのが愛ではなく、相手の幸福を考えるのが、愛するということなのだろう。
ラストシーンは衝撃を受け、涙が出そうになった。しかしあれが本当のことなのかもしれない。ただ母も言っていたが、幸福の科学の映画は救うのがよい。
脇役に絶妙な方を起用しておられた印象で、それも面白かった。
私は自分を客観的に見て、「イケメン」だとは思えないし、容姿に惚れられるとはあまり思っていない。だが、それはいいことなのかもしれない。身だしなみには気をつけたいが、目の前の人を純粋に愛せたらと思った。
映画を観ないで評価を入力しているものは、よくよくわかる。
この映画のクライマックス見せ場は、CGバトルじゃありません。
CGバトルの後に待っています。それを見れば、この映画がありきたりの勧善懲悪映画ではなくて、
真実の愛、真実の悟り、真実の救い、真実の救済とは何かを伝えることが、この映画の本意であると分かる。先ずは、宗教映画という偏見・我見を捨て去り、虚心坦懐に白紙の心で、鑑賞されることを、勧める。
教祖の女性観に満ちた映画
まず上映時間に関して。非常に長いと感じた。1時間半くらいにまとめた方が中だるみしないと思う。
劇中に挿入歌が何曲か流れるのだが、男性ボーカルの曲以外は、みな同じような曲調で、歌詞も女はどうこうというものばかり。女性はこうあるものという、作詞を担当した教祖・大川隆法氏の価値観が盛り込まれたものではないだろうか。これが繰り返されることに辟易とした。
そしてクライマックスの妖魔とのバトル。これがこれまで進めてきたアダルトなムードをぶち壊しにするもので、非常に陳腐な演出であった。容姿よりも心が大事だという主張は分かるが、安易なCGバトルに走るのではなく、もう少し違った見せ方があるのではないだろうか。
女性への偏見と、大川隆法の願望
(ほんの少しだけネタバレあり)
さて、今作のヒロインは、男をたぶらかす身勝手な美女(妖魔)という設定。
挿入歌の「女だからーお化粧をしてー可愛くなるのよー」みたいな、ステレオタイプも甚だしい歌詞が不快だった。幸福の科学の信者さん、特に女性陣は、これを観てなんとも思わないのだろうか。
しかも歌詞が長ったらしくてメロディと合っていない。お世辞にも良い曲とはいえない。なお作詞作曲は大川隆法。プロに作曲させたほうがいいと思う。
作品のメッセージとしては「見た目の美しさや、肉体の欲望に惑わされてはならない」というもの。
しかし、29歳年下の美女と再婚し、今作の制作総指揮も勤めた大川隆法はどうなのだろうか。自分を棚に上げて、よく偉そうな事を言えたものだと感心する。
ヒロインはとにかく「ナンバーワン」を目指し、総理大臣を目指す「塩村太郎」と結婚を試みる。塩村は、元総理を父に持つ、若手のイケメン衆議院議員。まさか、某進次郎への当て付けか?
塩村とヒロインに見られるナンバーワン志向、権力への欲急...これはいずれも、本気で国政を目指している幸福の科学・大川隆法の深層心理や欲求が投影されているのではないか?そう思うと、ゾッとした。
なお今作に限らず、幸福の科学の映画は脚本から演出、映像に至るまで、稚拙な点が目立つ。そして、霊などのスピリチュアルな要素や、「神様が悪をぶった斬る」という、カルトによく見られる善悪二元思考が特徴だ。
世の中、何が正しくて何が間違っているかなんて、そう簡単には決められないだろう。しかし幸福の科学の手にかかれば、「神=善!欲望を捨てましょう!悪はぶった斬って改心させればOK!」という独善的で単純な話になってしまうので、ストーリーに深みが出ないのだ。そして今作も例外ではなかった。
幸福の科学らしい
途中までは2時間もののサスペンスドラマのようでまぁ見れる。
しかし、途中から宗教的カラーが強くなってきて、対決シーンのCGがねぇ・・・;あれ、もうちょっと何とかならんかったのか。
挿入歌が場面と合っていないかんじもして、歌が浮いてた。
ラストシーンは全く感動なし。
神様ー!で吉本新喜劇の桑原和子のギャグ思い出しちゃったよ。
ラストシーンはもう少し改善の必要性を感じた。
東京グールのようにはならないけど・・・
本作は面の皮と内心が違いすぎる「魔性の女」に要注意という警告を、エンタメに絡めて表現した点と、映画「画皮 あやかしの恋」を現代社会で蘇らせるという点がミックスされた内容かと思う。
極端な描き方ではあるが、本質を強烈にえぐり出した点は斬新だった。
東京グールのように、カネキ君が生きる世界が善か悪かなど議論は飛ばしてエンタメを追求するのが現代の風潮だが、あくまでも本作の表現は最後まで善悪の基準を突きつける内容となっている。
例えば、かつて人間であったカネキ君が人を食べるシーンなどを描くとしても、最後には「私がどんな理由であれ人を食べたのは間違いでした。神様どうか私を許してください。」と持っていくところが落とし所になるようなイメージだろう。
確かにつまらないといえばつまらない。
ただ、こんなコロナ禍のような厳しく価値観がぐらつくような時代でもあるので、人としての正しいあり方を、真面目に真正面から訴える作品が一つぐらいあっても悪くはないなと思います。
感想ですが「案外悪くないんじゃない?」ですね。ただカップルは破局の可能性が出るため、男性はお一人でご覧ください(笑)
※以下は今後のレビューに全て入れていきます。映画を愛する人はメッセージを出していこう。
炎上は十分覚悟しております。
コロナは怖いかもしれないが、映画関係者が言っている通り、「映画館ではまだクラスターが起きていない。」ということです。
私も映画を愛する者として、関係者の心づもりでこの点は主張していきます。
最も恐れるべきは、自分が本当は乗り越えられる恐怖を、他人の意見で縛り付けられて乗り越えられなくなってしまうことです。
画皮って意外に回りにいる
普段接している人にも、映画の悪役として描かれている画皮と呼ばれる存在はいるなと感じた。そういう人が辿る悲劇的な結末を見た感じがした。ある程度同じような傾向性を持った人は、同じような人生を送りやすいことからも、私自身も脚下照顧していきたいと思う。
ラストシーン、涙がほろほろ止まらない
ラストシーン、圧巻でした。それまでのストーリー展開は、すべて、このラストシーンの感動のために準備されていたような。号泣するというよりは、涙がほろほろと頬を伝い、涙と共に心が浄化されたような気がしました。また、エンディングに流れる曲がピッタリで、エンドロールが終わるまで余韻に浸ることが出来ました。
本家「画皮」には遠く及ばず
中国映画「画皮」「画皮Ⅱ(邦題は妖魔伝-レザレクション-)」が好きなので、ちょっと気になって観てしまいました。
ストーリー自体はうまくまとめていますが、あの挿入歌は本当に酷い!作品を台無しにしています。大川隆法作品は初めて観ましたが、たぶんどれも同様かと。もう観ることはないと思います。
高評価を付けている方は、一度本家作品を観てみたらいかがですか?主演女優の周迅(ジョウ・シュン)が、本当に素晴らしい演技をされていますし、妖魔の魅力が段違いに素晴らしいです。本当に泣けますよ。
内容が高度で深かったです (CGには目を瞑ります笑)
ただの善悪だけでは判断できない世界に興味が湧いたと同時に、グサッとくる場面が多々。
「人は中身だ」と思っていた人(自分)ほど、本性が炙り出されるのかも...笑
結局人生は、誰と比べることでもなく、自分との闘いなんだなぁ、と思いました。
とにかく、ストーリーをまったく邪魔しない演技力がとてもよかった。
清水富美加ちゃん推しは変わらず。存在感のバランスが素晴らしい!
毎回話題になる幸福の科学の映画。
宗教に対してまだ偏見はありますが、自分が知ろうとしてない(必要ないと思ってる)だけなのかもなー(´ω`)
宗教が描くピンク産業界にメスを入れた作品
映画としてのクオリティが低い。
何をもってクオリティとするかだが、まず全体的に絵が古すぎる。衣装もメイクもカツラもチープさが否めない。銀座のクラブもセット云々、もっと撮り方とポスプロでカッコよく仕上がるところも全てダサい方向に持っていっている。
あと、なぜこんなに回数を重ねていてVFXの技術がお粗末なのか。
もう少し減らして、演出で豹変する様を描いた方がよっぽど異物感がないだろう。
宗教映画としてはやや異質だが、テーマとしては宗教が訴えるべきものはある。
ただ、音楽で描くような画皮の哀しみにまでは迫りきれていない。感情の機微を描くのは、ここは実に下手である。海空(空海)に諭される男の主人公の心の動きも全て言葉で補うという、映画らしからぬ情緒のなさ。
ラストに救いがあることはこの映画の肝ではあるが、宗教映画はどこもそうだが、主人公の感情に量子的飛躍があるため、凡人にはついていけないのである。
賞を獲るのはいいが、映画は総合芸術である。脚色、カメラワーク、メイク、衣装、VFXや音楽も一般的な映画の技術やセンスに比べ、大きく劣っているのに、大きく見せようとする態度に謙虚さは感じられない。
役者は気にならない程度の演技力だ。矢部美穂が一番華があった。銀座のクラブにあんな垢抜けない子達はいない。
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