「ふつうにおもしろかった!」キャラクター さとうさんの映画レビュー(感想・評価)
ふつうにおもしろかった!
クリックして本文を読む
配信終了しそうだったので視聴。
最初は芸術家の葛藤モノ系ストーリーだと思っていたので、いくら顔が良くてもなぜこのような隠キャにこんな素晴らしすぎる彼女が…という違和感がすごくて話になかなか入っていけなかった。しかしサスペンス作品ということに気づき、ある程度話の展開を掴んだら「は、たしかに素晴らしい彼女(奥さん)が主人公にはこの先のストーリー展開で必要になるな…」と気付いて違和感なくストーリーに没頭することができた。
ストーリーは普通にサスペンスものとしてテンポもよく面白かった!猟奇殺人を題材にしている割にはグロシーンもなかったので、安心して見れた。
しかしラストシーン。ああいうタイプのラストは、もっと魅せる感じのネットリしたストーリーの映画でこそ活きるのではと思った。余韻に浸れるので。
一方今回のストーリーはテンポ感のよいストーリーだったため、あのラストだとちょっと肩透かしをくらってしまい「えっ?!終わった?!」という感じで急に終わった感がすごかった。視聴後感が悪いわけではないが、さわやかに終わりたいのか余韻を残したいのかどっちなんだ笑
浦沢作品に影響を受けていることはよくわかるけどあのテンポ感だともっとバッツリ綺麗に終わる方が好みかな。
でもかじりついて最後まで見てしまったので、結果総じて面白かった。
コメントする