「#長崎尚志の名前で見た、きちんとした映画」キャラクター またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
#長崎尚志の名前で見た、きちんとした映画
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怖いの嫌いなんで正直見る気がなかったのだが、高評価多数だったのと、何より浦沢直樹の長年の共同作業者である長崎尚志の原案と知って決定。見といてよかったかな。
二転三転するスジでびっくりどっきり飽きさせず最後まで興味を引っ張る構成はさすが。ラスト、家具屋の店外からのカットのインサートと嫌な音。もうやめてけれ〜。
* ここところの自分の解釈は、最後の最後にやっぱり親子狙われてる/やられたかも、という不気味エンディング派なんですが、皆さんどうでしょうかね。
役者は菅田小栗中村ほかみんなはまってて、特に高畑充希のうまさがたまらなかったな。Fukaseも十分期待に応えられてたかと。
個人的に「不遇な環境で育った犯罪者」という設定は犯罪に弁解を与えているようで元々好きではなく、Fukaseの役は普通か恵まれた境遇って設定ででモンデ欲しかった。無戸籍の人もいるんだろうけど、ラストのセリフも、そういうテーマの映画じゃなかろうがー、ぶれるなー、ってな感じ。
まあでも全体にきちんとした作りで見て損のない作品でした。
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