劇場公開日 2021年6月11日

「道志村と旧上九一色村」キャラクター kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0道志村と旧上九一色村

2021年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 映画館では前列に幸せそうな4人家族が鑑賞していたのですが、彼らはどんな気持ちで観ていたんだろうか。げっ、4人家族だってよ!やばいじゃん、怖くても大丈夫、僕らはもう一人じゃない・・・などと感じていたかは知る由もない。

 日本でもこれだけの猟奇殺人ものを作れるようになったのだと感慨深い。『ミュージアム』なんかはカエルの被り物をしていたから、今回はピエロの被り物か?!などと想像していたのに見事外れてしまいました。Fukaseの顔まんまじゃん!てな感じです。貴方が殺した命の歌が聴こえてきそうです。

 殺害シーンそのものよりも、狂気の殺人鬼が現れるシーンと結果のシーンのみが描かれ(終盤はアレだけど)、レイティングもPG12という甘い設定。遺体の顔も残虐だし、顔も蒼いよ!もうこの世界にはいないのに殺人鬼は何も感じない・・・Welcome to the Starlight Paradeだよ!(意味不明)

 単なる予定調和でもないし、漫画家だって狂気の顔へと変貌を遂げたり、普通にこの人が事件を解決してチャンチャン♪とも終わらない。菅田将暉も逃げないのね。逃げることの方が怖かったんだろうね。まさしく終わらない世界なのだ。そんでもって、エンドクレジットでびっくりしたのが、サイコパスの部屋のデザインが深瀬だと~~!?狭いアパートから豪華すぎるマンションへと引っ越した以上に驚きでした。ほぼ満足。ただ、司法関係の台詞や展開は疑問符。

 山道はどこにでもある風景といった台詞もあった中、やっぱり神奈川・山梨の県境というと相模湖から道志村に向かう、いわゆる“道志みち”なのだろう。そこから忍野村、山中湖へ抜けて、富士山をぐるっと回って上九一色村。う~む、懐かしいドライブコースだなぁ。

kossy
ke_yoさんのコメント
2021年6月16日

あの壁の絵は、役作りのために描いたら即採用されたものだというような話をテレビでやってました。
米ドラマメンタリストの殺人鬼レッドジョンのトレードマークさながら、スマイルマークはピエロ同様気味悪さがありますよね。

ke_yo
marimariパパさんのコメント
2021年6月14日

kossyさん
共感&コメントありがとうございます。順番は逆で観ちゃいましたが一夜明けたらキャラクターと肉子ちゃんがうまく中和されたみたいです。ありがとうございます。

marimariパパ
こころさんのコメント
2021年6月14日

kozzyさん
コメントを有難うございます。
そうですよね🤔
良からぬ事を起こす人が現れない事を祈るばかりです。。
この作品を観て、防犯意識は高まりそうですが。

こころ
masamiさんのコメント
2021年6月13日

kossy様コメントありがとうございます😺
こっちにレスしますね。実は昨日、この映画を観たんですよ。
衝撃❗️怖い❗️面白い❗️
えーー上九一色村まで行ってたんですか?山道って怖くないですか?反対側は崖だし、すれ違うのも大変。
近いうちにアップします。

masami
talismanさんのコメント
2021年6月13日

懐かしいドライブコースだったんですか!この映画のおかげで、怖い映画好きスイッチが入ってしまった気がします。

talisman
bionさんのコメント
2021年6月13日

僕もサイコパス部屋のデザインがFukaseが手掛けたって、後で知って驚きました。あのSmileマークの油絵までもFukaseが描いたいうじゃないですか。
アーティストとサイコパスは紙一重ですね。
僕は、神の恩寵を受けていないのでどっちにもなれません。

bion