「胃が痛かった」キル・チーム コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
胃が痛かった
観てて、胃が痛かった。
人道や法律や自らの良心に基づく「正義」と、組織の独自の「正義」との板挟み。
日本でも警察や役所など、公権力の与えられた組織や、大手会社の部長や役員の暴走を、内部告発したくとも同調圧力と罰則によりできない例が多く見られます。
やってることは、米軍による民間人殺人なので、その質(タチ)の悪さは抜きん出て酷いものでしたが。
この板挟みの苦しみを、ナット・ウルフが熱演していて、感情移入することしきり。
加えて、過去体験してきたパワハラ上等なおっさんたちを思い出して脂汗。
上映中はずっと、拳を痛いくらい握りしめていました。
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