プロジェクトVのレビュー・感想・評価
全10件を表示
ヴァンガード
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
ジャッキー・チェンの映画は何も考えずに観られるから大好き。深いものは無いけれど、娯楽に徹したつくりは心の底から楽しいし、とにかく面白い。本作もそう云う映画で、民間警備会社の職域を遥かに超えているのではないかと思われる陰謀に、衰え知らずのカンフーで立ち向かうジャッキー・チェンとその仲間たちの活躍に手に汗握りまくりでした。
アクションが途切れることなく繰り広げられ、興奮しっぱなし。エンドクレジットを見る限り、香港ではIMAXやドルビーシネマでも公開されていた様子。映画館で観たらもっと迫力を感じられただろうなぁ…。全く惜しいことをした!
ジャッキー推しだしているが主役じゃない
最初に書きますが今の中国の政治的手法が嫌いな人にはお薦めしません。
タイトルはプロジェクトVと付いているがヴァンガードのVと言う事か?
予告編ではAがひっくり返ってVみたいに言ってたけど、プロジェクトAと並べるのはちょっと…。
キャストについてもジャッキー・チェン以外は知らなかったので、若者が素早い殺陣を見せても強さの説得力を感じなかった。
ライオンのCGやヘンテコな木の枝の観察小屋、イケメンと金持ち娘のおちゃらけた芝居、そしてお得意のセリフ吹き替え…海外にも展開しているだろうからそういう作り方してるのも解るが…。
川でのアクションもCG合成満載、映像はテカテカで川はヤケに緑色っぽく、違和感が強かった。何十年も前ならこれで満足出来たのかもしれないが…。
さらに合成された背景で塗り込んだドーランが変に浮き上がったり…。
コミカルさはジャッキーと一部キャストのドジさ加減に振ってあるがあまり笑えない。
虫型、鳩型のドローンとか出して戦隊ヒーローばりにオーバーテクノロジー出てくるのに救出部隊が結構撃たれるシーンが多く、態とらしく感じてしまった。
捕まった主人公も悪役に勧誘されて、“足るを知る“とか中国語はできるのに文化は学んでないとか悪役に説教したりしだすので、カッコつけてるだけで、面白味に欠けている。
制作費はそこそこ潤沢な感じなのに、内容が1990年代の日本映画(安っぽいCGを使いまくってた頃)を見せられているような錯覚に陥った。
アメリカの空爆への報復に米空母の爆撃などを盛り込んでアメリカ非難の姿勢も見せておりナショナリズムも仄見える。
ジャッキー・チェンを観たくて観たら、只の脇役で大した活躍せず、ムダに高いとこから飛び降りる主人公とCGアクション、違和感ある中国アピールとか単純に楽しい映画でなく何やらベクトルが掛かったものになってて、心から楽しめなかったのが残念。
ここ最近、ジャッキー・チェン出演の作品で面白いと感じるのが無い。
世界のバランスが変わってきた影響もあるだろうがジャッキー出演作に安易な期待をするのは止めようと思う。
ジャッキー、次回は鬼指令官で!
とにかくアクションと、世界を股にかけた仕掛けで楽しんでくださいと言うシネマだから、そのつもりで見始める。
ジャッキーの部下二人を中心に、シリアスな素手の格闘シーンや銃撃戦、狙撃戦が盛り込まれているし、水上バイクの追撃や、モスク決戦から終盤にかけては、アップダウンの激しい仕掛けが多いし、舞台も変わるので飽きはこない。ジャッキーアクションだもの、当たり前?
しかも激しい闘いにも関わらず、露骨な死傷者は描かれない。暗闇で命を賭けた死闘が繰り広げられるアクションもあるし、血しぶきが飛ぶ濃いアクション作品がある一方で、こんな流儀のアクション映画もある。これもカッコ良い。
でも、「あれは私の部下です」などと言いつつ、かつては部下を越えるアクションを披露していたはずのジャッキーはもう何処にもいない。
遂にジャッキーは、足を地面につけたままの格闘しか見せてくれなかったのです。
エンドロールの撮影シーンに現れるジャッキーの顔が、とてもとても優しかった。もはやジャッキーの拳は、人を強打することはないだろう。
だから…
飛び降り技は使わずに階段で下へ降りた「素直な」ジャッキーならば、次作ではきっと、奇策を駆使する名指令官として復活してくれるはずと、思いつつ。
げんなり
自粛明け、1本目
結構楽しみにしてたのだけど、上演開始後即座に眠気に襲われる。おそらく俺のコンディションが悪かったと思うのだけど…断続的に観てる間に思うのは、編集が雑だなあという印象だった。
アクションはまぁ流石と思うところではあるのだけれど、所々に差し込まれる中国への媚びが目立つ。
表現の自由ではないけれど、何某かの検閲でもあるのかとうがった見方をしてしまう。
ラストシーンの中国万歳的なシーンはなんなのだろうか?よく分からない。
色々とかの国で映画作るのも大変だなあと、あんなに自由自在に動いていたジャッキーの若かりし頃に思いを馳せる。
ジャッキーチェン主演の違和感
この映画観賞後に感じた違和の正体がわかりました。
脚本、ドラマはジャッキーの部下2人にスポットが当たっており、序盤も中盤もラストシーンも大活躍します。
ジャッキーの役目はその2人をサポートする上司であるため、シナリオ的には主人公ポジションではないのではないかと思いました。
そこをやや強引にジャッキーを主人公にしてしまったせいで1番濃いストーリーが脇役の中で進行するというなんとも言えないシナリオ展開になりました。
一方、アクションシーンはとても満足しました。
予告編でも少し映る滝の前の川中の争いのシーンはホントに手に汗握るハラハラ感でとても楽しかったです。
ドローンなどSFのような文明道具がたくさん出てきますが中国ではもうあのレベルの文明が普通になってきつつあるのかな?と。
昨今、実際に連日ニュースでも外国の空襲の様子が報道されておりますが、そんなものでたら生身のアクションなんて無力でしかなく。
90年代のスタンリー・トン×ジャッキー作品とは別モノの作品という印象でした。
アクション凄い
ジャッキーはアクションを若手に任せて引いている。年相応以上に身を張って川でおぼれそうになっている。保護対象の富豪が紀州のドンファンを思わせる人物で、今回は助かっても後に若妻に毒殺されそうだ。
最後にみんなでカメラ目線になり「新年おめでとう」とお正月の挨拶をする。正月に見たかった。
壮志在我胸…!
ヒロインの子、タイプだ…そんな事はどうでもいい
まさかこの曲が聴けるとは…!!
確かにエンドロールは少し長く感じたが、カンフーヨガの時みたく途中無音で流れるよりかは全然良い。
冒頭、要人救出のアクションで若手がジャッキーのリアクションを真似るような演出がわざとらしく見えてしまったり、油に手を突っ込むシーンは映して、ラスト流血した敵が鮫に囲まれてても喰われないのは何故なのか…
色々と思う事はあるにはあった。
ただ、いわゆる“ジャッキー映画”として鑑賞すれば、もちろん物足りなさやCG等に違和感を感じざるを得ない。が、全盛期の動きを期待するのも野暮な話で、自分はあくまで最近の映画は“成龍も出ているアクション映画”程度の期待で観るようにしている。そういう意味では、全体的にテンポも良く格闘もドンパチもそこそこ楽しめたと思う。
一番酷いと思うのは、
「プロジェクトV」という邦題のセンスの無さよ…
倫敦
あまりにも評価が低いのでちょっと心配だったけど、ちゃんと楽しめた。因みに私は子供の頃からジャッキーチェンが大好きで、ディアゴスティーニのジャッキーチェンDVDコレクション全66巻コンプリートしている。贔屓目にみていないと言えば嘘になるかも知れないけれども。
気になった点をいくつか。やっぱりカーアクションにCGは無しの方がいいと思う。ゲームにしか見えない。乙女座の顔が綺麗すぎてアクション活劇らしくなかった。ヒゲすら生えて来ない。ミヤがすごく可愛かった。水戸黄門のお銀の様な魅力があった。調べてみたら他にも作品に出ているようなので是非チェックしたい。あとミスターチェンがゴゴスマの石井アナにとても似ていた。
ジャッキーチェンも若くはないのでアクション的に衰えるのは仕方が無いのだけれど、彼からアクションがなくなってしまったらあまり残るものが無いような気がするので、森光子のでんぐり返しのように末永く少しでもいいのでアクションを続けて欲しい。因みにスティーブンセガールはパラパラ組手というオリジナルアクションを生み出すことによって主に日曜日の午後にテレ東で生き続けている。
ふざけたレビューになってしまったけれど冒頭にも記した通り私はジャッキーチェンが大好きなので、元気な姿がみられて良かった。
案の定の中国バンザイ映画
コロナでまた公開延期の嵐ですが
映画を観るのはやめんぞということで観賞
年代的にジャッキー映画で育ったようなもんです
ジブリ映画と同じくらい年に1度はテレビでやってる
ポリスストーリーやプロジェクトAは見てました
まあその頃からすると
すっかり中共の広告塔に成りはててしまい
ガッカリするような発言も目立つようになった
今のジャッキーに期待することは
正直なくなってしまいました
で感想は
典型的な中国バンザイ的設定
香港のホの字も無い漂白世界
平凡アクションでCG使いまくり
ジャッキーのアクションは申し訳程度
正直感想もない映画でした
なんかCGがあたかもCG然としてるのは
CGであることをあえて示して
動物使ってませんとかってアピールなんでしょうか
ちなみにロンドンでの春節祝いってのは
本当にやってるらしいです
初めて映画館でジャッキー見たので満点
邦題に騙されて初めて映画館でジャッキーを見に行ってきた。金のかかった映画だったので大画面大音量で大迫力で見れた点はよかった。拳闘シーンはみんな動きがかっこよかったし、アクションシーン全体でドキドキハラハラすることはできた。全体としては、突っ込みどころ満載で、アクションシーンの繋ぎとしてあらすじを説明するシーンが特に面白いところが無い。オープニングのタイトル直前のリムジンの急旋回には笑ってしまった(そこに至るまでのカーアクションにはドキドキハラハラしたので楽しめたが)。そもそも何故リムジンで救出にかけつけたのか(私立警備会社としてリッチなお客様を助けにきたから???)。アフリカで環境保護活動をするヒロインが、巨木に一畳も無さそうなツリーハウスを保有しており、電動らしきちゃちなリフトでツリーハウスに入るというのも何の茶番かと思う(ジュラシックパークの巨木の上で寝るシーンのオマージュ?)。007よろしく水陸両用車が大活躍していた。ヒロインはCGのライオンとベタベタと戯れ、アクション担当の女キャラはやっぱり水着を着せられて性の対象として消費されていた。敵の要塞に攻め入ったときは、マシンガン付の車を用意してたなら最初から使えよ!と言いたくなってしまった…金でできた車でのカーアクションに至っては、金がどれだけ硬いと思ってるんだろう、と思うばかり(エンジンの熱でも熔けるのでは。金箔、金メッキでも無いだろうし)。9/11から20年経とうとしているのに敵は中東、イスラミックアフリカ、アラビア語話者というイスラム嫌悪の典型。それでいいのか監督さん…中国ナショナリズムを強く感じさせる要素はあり、中国を嫌いな人達にとっては面白くないだろうなと思う(ジャッキーの政治性については面倒なので考えないことにする)。後半は戦争映画かと思う銃撃戦。ガンアクションが見たかったらアメリカ映画見ますので、拳闘をもっと盛り込んでほしい。小型カメラ搭載の鳩ロボット、蜂ロボットは最早SF。そんなハイテクなら拳闘要らないじゃん。救出作戦も全部ロボットでやればいいのに…と、楽しく鑑賞しました。
全10件を表示